第6話

花言葉☃️❤
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2020/07/19 04:56
知ってた
両思いだって……


2人が付き合うのは時間の問題だって


でも好きだった
諦めきれなかった



あの5歳児感
でも歌ってる時とのギャップ

全て好きだった









近所の公園のブランコに乗っていた


夕方だったので子供達は少なかった

私の心を感じるかのように
徐々に雲行きが怪しくなっていた




ポツ

頬に雨粒が当たった
その途端雨がパラパラ降り始めてきた

『雨か……』
雨のせいで今流れているのは
涙なのか雨なのか分からなくなった


嫌今はその方がいいかもしれない







ザーザー





時間が経つ事に雨は強くなっていった

『あ〜知ってても辛い!!』

自然と涙が流れる

『ふふっびっしょびっしょ泣笑』

ボーッと遠くを眺めてると


バシャバシャ💦

遠くから傘を持って走ってくる人がいる

『迎えに来てくれる人がいるっていいな……泣』

その人はこちらに向かって走ってくるが
雨のせいか涙のせいかでボヤけてた

?「あなた!!!!」

ん?誰かが呼んでる
気のせいか笑

?「あなた……」

そう呼ばれた時に気づいた























『涼太……』

名前を呼ぶとこちらに走ってきた

宮舘「あなたギュびしょびしょじゃん笑」

『涼太もじゃん笑傘さしてるのに濡れてんじゃん』

宮舘「あなた探すのに必死で途中から傘のことなんか忘れてた笑」

そうやって笑う涼太は何となくかっこよかった

『探してくれたんだ笑ありがとう笑』

宮舘「そんなのは今いいから笑このままじゃ2人とも風邪引くから俺ん家来て」

といつもの落ち着きはなく
肩を抱いてひとつの傘をさしながら涼太の家に向かった
その時も私がこれ以上濡れないように自分を犠牲にしてくれてた








2人を背にポピーが咲いていたのは言うまでもない










ポピー:
『恋の予感』

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