12年前 ─────────
彼女は 小学六年生で 歳は11だったかな 、
子供でありながらも 整った顔立ち 、 すっと 高く綺麗な鼻 。
ほんのりピンクの唇に 何もかも綺麗だったね 。
君に出会っちゃ イケナイ筈 なのに 、
目で追い 綺麗な瞳と目が合う 。
思わず手を振ってしまった 。
でも 柔らかく微笑んで 手を振り返してくれた 。
好き 、
そこから 僕の一目惚れが 始まった 。
13歳だった 僕へ 、
11歳だったあの子も 今は お酒を飲める歳になり 、
キスをできる歳になった 。
安心して 、 きっと 僕を受け入れてくれる筈だから 。
宮舘君 マジモンの 天使だったんですか
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。