参拾陸話
「みんなッ……可哀想、可哀想って…!!
…誰も、彼も…私の…事も…仲間、や……肉親を…助けなかったヤツらみんな!!
私の…事、……可哀想って…言うな!!
夢主」
参拾陸
「分かるまで待ってるよ
五条悟」
肆拾参
「命っていうのは大事なんだよ。
死んだらもうどうにもならない。
何も出来ない。笑えない、泣けない、喋れない。
温もりもすぐ消えていく。
夢主」
「生きたい時に生きて、
死にたい時も生きるしかないんですよ。人間は。
墓石の人を覚えている奴は、
自分しかいません。
その人が死して尚生きて欲しかった人間は、
他でもない自分自身なんですから。
無駄にする訳には行かないんですよ。
夢主」
肆拾陸
「ありがとなあなた!!
……けど、身体は大切にしろよ!!
虎杖悠仁」
「俺の身体は、お前が治してくれたろ。
伏黒恵」
(パッと見どちらも、名言には見えませんが、
他人ばかりを心配する夢主ちゃんが「同じように自分も心配されているんだ」と思い、ほっこりする部分です!)
肆拾陸
「ありがとなあなた!!
……けど、身体は大切にしろよ!!
虎杖悠仁」
「俺の身体は、お前が治してくれたろ。
伏黒恵」
(パッと見どちらも、名言には見えませんが、
他人ばかりを心配する夢主ちゃんが「同じように自分も心配されているんだ」と思い、ほっこりする部分です!)
伍拾漆
「お前に助けられた俺たちだから
お前を仲間だと思っていた俺たちだから、
誰よりも強くて優しいお前だったから
俺達は、呪いになったお前を
倒すなんて
倒さないといけないなんて
祓わないといけないなんて
そんな事実、耐えられない。
伏黒恵」
「見上げても、はるか遠くにいるお前だったのに
伏黒恵」
伍拾捌
「美味しく喰らえよな。
地獄に落ちたあとで、私の仲間に謝れ塵屑が
夢主」
(生きていたいけれど、皆の為に…と、夢主ちゃんが死を覚悟するところですね…)
「孤独?上等だね。
生憎1人は慣れてんだ。
人生バットエンドの塗り潰しだろうが、
お前の仲間にもならなければ、
人を呪ったりなんてしない!!
夢主」
(誰に何されたって人は恨めないという夢主ちゃんの優しいところですね!世界一優しいんじゃないか。)
伍拾玖
「私は、生きたかった。
でもそれ以上に、
誰にも死んで欲しくなかったんだ______。
夢主」
___次回「名言集」も最終回です!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。