壱話
「人を斬るものではございません。
救うことが出来ない、
哀れな生き物を切るためのものです
夢主」
参話
「……ツナマヨ
狗巻棘」
肆話
「だから、こうやって手を合わせています。
次は生き物にその命が宿れることを祈って。
夢主」
伍話
「…ふふ、食べてくれる人がいなかったら意味ないですよね…
夢主」
拾壱
「……ありがとうございます。帰ってきてくれて。
夢主」
拾弐
「人も人を殺します。
人も人を殺し、人の不幸を食らいます。
呪いも人を殺します。人の不幸を食らいます。
なら、人と呪いは変わりありません
そこには平等に命があるだけです。
夢主」
拾肆
「…恵くん。人を助ける事に、
悪い事なんてひとつもないですよ。後にも先にも
夢主」
弐拾参
「君が傷つくことで、悲しむ人がいる事を忘れてはいけないよ。あなた。
お館様」
参拾壱
「私はいつ、産んでくれと頼んだ?
私はいつ、生かしてくれと頼んだ?
ただ、生きていたい。
そう思ったから逃げたのだ。
これは私の意思なのだ。
夢主」
___あと少し続きます!
(名言のところ、誰か共感してくれるかな…)
)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。