あなたside
『急にどう、したんですか、?』
「いや、おったから、そこに」
『あの、、っ
バックハグ、必要でした…??///』
「え、嫌やった?
さすがにそうよなごめん」
『いえっ、//』
「嘘ついてへんよな」
『こんなことで嘘つくほうがばかばかしい』
「ならよかったわ」
「ていうかLINE教えて」
『ぬぁ、?
急に、、』
「…え俺のこと嫌い?」
『…いーえ?
むしろ、、すk…』
「むしろなんやねん」
よかった、大西さんが鈍感で
『なんでーも、ない、で、すよ?』
「ふーん、」
「てか俺のことなんて呼んでる」
『わたし??』
「お前しかおらんってば」
『そっかそっか(?)
普通に大西さんですけど?なにか』
「なんかずいぶん強きやなお前」
『日本語の難しいとこなんでそれに免じて許してください(?)』
「まあなんでもいいねんけど」
「風雅、」
『?』
「風雅って呼べ」
『えっ、//』
『からかってます?』
「は、そんなつもりない」
『ならよかったんですけど…
いきなりハードル高くないです、、?』
「だめ」
『拒否権h…』
「あるわけないやろそんなん」
「先輩命令や」
『職権濫用や』
「おれ働いてない」
『学生は働くのが仕事っていいますんでね』
「まあええわ」
「次会ったとき呼ばへんかったら、、
なんか罰ゲームな((」
『…はい』
大西side
俺の聞き間違いじゃなかったら
むしろ俺のこと好きって言ってたように聞こえてんけと
えまって、がんばるしかないな
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。