あなたside
今日の文化祭が終わったら拓哉と長尾先輩に伝えて、
道枝先輩に告白する。
二日間ある文化祭で、
二日目は道枝先輩と回りたいな〜なんて…
まだ上手くいくとは決まってないけど。
拓哉「あなた、俺らの出番やで!」
あなた「うん!」
文化祭が始まり、
私たちは暗い教室の担当の場所に待ち構える。
『きゃーーーーーー!!』
『うわぁぁぁ』
私たちのシフトの時間が終わり、
4人で回ることにした。
あなた「あ!長尾先輩!」
長尾「おぉ!みんな俺らのクラスの劇見てな!」
あなた「もちろんです!」
風雅「何時からですか?」
長尾「あと30分…あ!俺行かなあかんわ!!」
長尾「じゃあ来てなー!!」
拓哉「はーーーーい!!」
なんの劇やるんやろ〜
なんも知らんかったなぁ
『3年C組の公演が始まります___』
シンデレラかぁ
やっぱ道枝先輩は王子様かなぁ?
道枝「舞踏会に行きたいです、」
道枝「あ、もう帰らなければ…!」
まさかのシンデレラ?!
パチパチパチパチ
拓哉「うわ〜道枝先輩最高やわw」
由美「普通に可愛かったしw」
風雅「でもなんでなんやろ?w」
あなた「…可愛かったぁ」
長尾「1人だけガチトーンw」
あなた「長尾先輩!…と道枝先輩!」
道枝「ふはっw」
道枝「ありがとなw」
長尾「主役の2人が休みで急遽みっちーがやることになってん!」
長尾「まさかのBLっていうねw」
道枝「俺はシンデレラやからBLちゃうわ!!」
風雅「よかったっすよw」
あなた「ほんまに可愛かったです!!」
道枝「ありがとな?」
ニコッとして私の頭をぽんぽんした。
長尾「あー!!ずるい!!」
拓哉「ほんまに!!」
由美「あ〜うるさいうるさい」
風雅「そろそろ発表ちゃう?あれの、」
あなた「あれって?」
風雅「カップルコンテストの出場者」
道枝「あ〜」
拓哉「出たい出たい出たい…」
みんなで体育館に集まってカップルコンテストの出場者の発表を聞く。
『今年度のカップルコンテスト出演者は…まず1組目________』
次々とカップルの先輩たちの名前が呼ばれる。
『4組目は、大西風雅・川島由美ペア!!』
あなた「おぉ!!!」
長尾「すげぇ、やっぱみんな知ってんねや」
道枝「そりゃあんな堂々とイチャイチャしてればな」
風雅「うわぁ…」
拓哉「嫌なん?」
風雅「見せもんちゃうやろ」
長尾「あんなイチャイチャしてるくせに!!」
由美「風雅、嬉しないの?」
風雅「…嬉しい」
道枝「なんやねんw」
『そしてラストは…1番投票数の多かったペアになっております!!』
『ですが、票数の多い3ペアの女子が全員同じ人なんです、!!』
『なので、2番目と3番目の男子は出演できません…』
長尾「え〜どんだけモテんねんその女子!」
拓哉「それなです〜」
道枝「あなただったりして?」
あなた「ないですないです!」
『それでは発表します…』
『1番投票数が多く出場権を獲得したペアは…』
『1-Cの幼なじみ、西野あなた・西村拓哉ペアです!!』
「きゃーーーーーーーーーーー!!!!」
「やったやった!楽しみすぎる♡」
「あなたちゃんやっぱ人気者やなぁ」
『ちなみに2番目に投票数が多かったのは、道枝駿佑さん、3番目は長尾謙杜さんです!!』
「道長先輩や!!」
「そっちも見たかったなぁ」
「もう全員出ればええやんか!!」
「やっぱあそこのグループ顔面えぐい、」
どうしよ、今日の放課後に拓哉にも伝えようと思ってたのに…
明日カップルコンテストって気まづいよなぁ
拓哉「あなた?やったな!!」
拓哉「楽しみ!!」
あなた「…うん!」
長尾「うわぁ3番目とか悔しすぎん?!」
道枝「楽しみにしてるな?」
心が痛い…












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。