__寝室__
この時代は薄い布団で寝ているのか
シングルの少し大きいバージョンの布団で二人向き合っている
私は恥ずかしくて下を俯いていた
リアムさんは、寝てしまった
はあ…とりあえずここを抜け出さなくちゃな…
この城には、沢山の武士や見張りが沢山いる
あ、でもここが戦国時代なら、朝から夕方まで稽古とかでいないんじゃね?
よし!明日の朝抜け出そう!
そうして私は、何がなんでも眠りについた
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__朝__
障子が閉まる音がした後、足音が遠ざかっていく
障子を開ける
私は自慢の足で素早く逃げる
門が見えた!あと少し!
チーターのように走っていた私は、不意に通り過ぎた見覚えのある人を見つけられなかった
ガシッと手首を掴まれる
その衝動で、今まで力を入れて走っていた足が急な停止で空中へ思いっきり飛ぶ
それは好都合だったのか、それとも計算通りなのか分からないが
そのまま私はお姫様抱っこをされた
顔を見なくてもわかる…!リアムさんだ…
絶対怒ってる…!!












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。