『おはよう。明那』
重い病気で眠ってしまだた明那にそっと話しかける
『明那、今日から春だよ。早めに桜が満載』
めっちゃくちゃ綺麗。ねぇ、明那……また見たいね
心の中でそう願ってた
『ごめん。もう行かなきゃ。また明日…来るね……』
ばいばい……
3/2
『おはよう…あき…な……?』
私が顔を見あげると一瞬だけ明那が起きてるように見えた
カーテンでひらっ、と隠れてしまいそんなわけないか、と思い泣きそうになる
カーテンが閉じきった時、窓から沢山桜が入ってきたのと同時に私は目を見開いた
a k n『あなたちゃん、おはよう〜』
『明那…、明那、!!!(泣)』
重い病気から覚めた明那を見たあの頃は懐かしいな
3/2 (3年後)
『ねーね、三枝くん。』
a k n『ねぇ、!もう一緒の苗字でしょw明那って呼んでw』
『んへへ……明那!』
a k n『なーに?』
『……大好きだよ。』
a k n『え”!?!?///』
3年前の今日、重い病気で寝ていた君は今では元気
'' 結婚してくれてありがと、明那 ''
短くてすいません!!!絶対リメイク版出します!!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!