第16話

𝕃𝕠𝕘13言の刃
104
2026/07/08 08:01 更新























彼女は全てを話し終えると、



肩を震わせながら息をする




それから永い永い沈黙ガ続いた

その間にも、遠くでは小さな音楽隊が音を奏でる


tm
—これが私の話せる全てです






pt
……



tm
…時間が掛かったのは、ごめんなさい…ここまで早くに話すとは思ってなくて





tm
ぷちぷち、さん……?




……














pt
(ナンデ?)







pt
(なんデ、なンで——)




pt
(どうして…)





pt
俺じゃなくて——アイツらなんだよ……
tm
ぷちぷち、さん?



pt
どうして、あんなに貢献した…勇者だったアイツらを失って、俺が残るんだよ…



pt
(しかも、俺だけ五体満足じゃねぇかよ…)





みんながいち早く状況を把握できる様に






戦いの中で、敵について知ってから戦う為に


……みんなが死なない為にやってた筈なのに…


pt
俺が、居たって関係なかったんじゃないか…
tm
違います、!ぷちぷちs




pt
うるさいッ!



パシんッ



tm
ッ、……
pt
ッ…ぁ



やってしまった







小さくな乾いた音が耳を掠めていった途端


俺は、我に返った
tm
ごめん、なさい…こんなべらべら喋ちゃって、ッ……




tm
ぷちぷちさんに当たるなんて、場違いにも程があるのにッ…






その悲痛な声が一気に俺にのしかかる




全部、俺が頼んだ事なのに…



俺は、何も悪くない人に…ましてや仲間に




pt
ッ、…
息が詰まる


何も認めたくない




これが本当の自分なら、今までの俺は違かったのか?





じゃあ、仲間を騙していたのは俺の方だったのか


皆が信頼しあってる時の俺って……














『どんな思いであそこに居たんだっけ』




















そう思った瞬間







俺は外に飛び出していた


















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