大きなあくびが出る。
何だこの話、長いし内容がよく分からん。
ついウトウトと眠気が私を襲う。
首がカクカク揺れ、また大きなあくびが出る。
眠すぎるがあまり意識が飛びそうである。
学校なんてほとんど行ってなかったからなぁ…
そんなこんなで1日目終了。
ちなみに授業はほとんど聞いてなかった。
部屋に戻りそう口にする。
カバンを置いて教科書を出し適当に机の上に広げる。
ノートなんて取ってるわけないのでひとまず教科書の問題を解いてみる。
簡単じゃん…なにこれ
その時コンコンとノックする音が聞こえた。
恐る恐る扉を開いた緑谷くん。
私は手際よくゴミをまとめ緑谷くんにそれを渡す。
ちゃんと聞きなよとでも言いたげな声色。
そんな緑谷くんは私のノートをほんの少し見始めた。
へー
全くもって興味が無いためどういう反応が正解なのかわからない。
緑谷くんはまた勉強を教えて欲しいとだけ言うとスタスタと別の部屋に向かってしまった。
忙しそうだな
息抜きも大事。
そう自分に言い聞かせて勉強をやる手を止めた。
私はほんの少しだけ問題を解いた後、ベッドに潜り込みそのまま寝落ちしたのだった。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。