第50話

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2026/02/21 02:38 更新
校長
やあ!皆大好き小型哺乳類の校長さ!
校長
最近は私自慢の毛質が低下しちゃってね、ケアにも一苦労なのさ。これは人間にも言えることさ。
校長
亜鉛、ビタミン郡を多く取れる食事バランスにしてはいるもののやはり1番重要なのは睡眠だね
あなた
……ふぁあ

大きなあくびが出る。


何だこの話、長いし内容がよく分からん。


ついウトウトと眠気が私を襲う。
芦戸
夏油さん、大丈夫?
あなた
……ギリ

首がカクカク揺れ、また大きなあくびが出る。
校長
経営科も普通科もサポート科もヒーロー科も
校長
皆社会の後継者であることを忘れないでくれたまえ
あなた
後継者……
芦戸
夏油さん終わった!起きて起きて!

眠すぎるがあまり意識が飛びそうである。


学校なんてほとんど行ってなかったからなぁ…




そんなこんなで1日目終了。
ちなみに授業はほとんど聞いてなかった。
あなた
ただいま

部屋に戻りそう口にする。

カバンを置いて教科書を出し適当に机の上に広げる。
あなた
高校生の内容は七海さんから聞いてたからギリギリついていけそうって感じかな

ノートなんて取ってるわけないのでひとまず教科書の問題を解いてみる。


簡単じゃん…なにこれ


その時コンコンとノックする音が聞こえた。
あなた
はい
緑谷
あ、僕です
緑谷!ゴミがあったらもらおうと思って
あなた
あ、入ってきていいですよ
緑谷
へ!?!?

恐る恐る扉を開いた緑谷くん。


私は手際よくゴミをまとめ緑谷くんにそれを渡す。
緑谷
あ、ありがと…って勉強してたの?
あなた
え?あー、ほとんど授業聞いてなかったからまずいかなって思ってね
緑谷
え!?
緑谷
ほ、ほとんど寝てたってこと??
あなた
いや?寝ては無いけど??
緑谷
えぇ……

ちゃんと聞きなよとでも言いたげな声色。


そんな緑谷くんは私のノートをほんの少し見始めた。
緑谷
すご、合ってる
あなた
簡単だからね
緑谷
いやいやいや、これ大学生レベルだよ!?

へー

全くもって興味が無いためどういう反応が正解なのかわからない。
あなた
教えてくれてた人の腕が良かったんだろうね

緑谷くんはまた勉強を教えて欲しいとだけ言うとスタスタと別の部屋に向かってしまった。


忙しそうだな
あなた
さて、ゲームでもしますか

息抜きも大事。

そう自分に言い聞かせて勉強をやる手を止めた。
あなた
これ七海さんに見られたら怒られてたな

私はほんの少しだけ問題を解いた後、ベッドに潜り込みそのまま寝落ちしたのだった。

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