第3話

21,345
2023/06/07 05:33
あなた
え、…誰?
黒名蘭世
黒名蘭世
違う。退散退散
あなた
え?あ、…どっか行っちゃった。
あなた
ハンターだよね。あれ
あなた
でも私のじゃない


結構可愛かったな…。なんつって、相手男の子なのに可愛いとかないよね。っていうかあの子のはギザっ歯だった。うへへ((((


あなた
私キモイな


なんてキモイことを考えながら、廊下を歩いていると、広いところに出た。広いけど、暗いな。薄暗いってだけだけなんだけどね。


あなた
ん〜、暗い…落ち着く(
あなた
ここでゲームしよかな。


いやでも、ハンター来るよな。…諦めよ。ツムツムとかしたかったけど、仕方ない。それより、ここは何処だろ。集会所とか?物が少ないからそうなのかな。


あなた
先に進む扉とか…
あなた
あ、あった


扉を探していると、部屋の隅に白い扉があった。扉の方へ行き、取手に手をかけて扉を開いた。


『ガチャッ』
あなた
おぉ、明るi((((
確保
あなた
え"


扉を開けた瞬間、扉の後ろから黒いスーツを着た男性が出てきて、私に抱きついて来る。(覆いかぶさった)


一瞬何が起きたか分からなくて、真っ白になったが、徐々に今の状況が整理できるようになった。


あなた
…お、お、押し倒されてる((白目))
ふぅ、…動き遅い子で助かったわ
あんた、怪我ない?って言うか、僕の相手やないね。身長とかにとったからビンゴやとおもたんやけど。
あなた
あ、い、いえ…確かに、私のハンターじゃないですね。
せやな、ほんますまんな。
あなた
あ、いや…それより
あなた
い、いつまで…その体制でいるつもりですか…?
あなた
こんなの、『ドキ♡イケメン押し倒しイベント☆』でしか見た事ないですよ。もう心臓バクバクですよ、はい。
…何言うとるんか分からんけど、多分僕から抜け出せても君のハンターに捕まるだけやと思うで。
あなた
…ん?


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