今回は大門家の四兄弟のお話────
最近、モデルの仕事をし始めた長女 真瑚はある悩みを抱えていた。
ソファに座って本を読む澪央にドンッと突撃する真瑚。妹に甘い澪央は本を置いて話を聞く。
そのことを聞いた瞬間、澪央のこめかみに青い癇癪筋が浮き出る。
母である愛華の旧姓 新谷家の血を引き継ぐ澪央たち四兄弟は元ヤンの血も引き継いでいた。
そのため、怒るとものすごく怖い。
真瑚がそう言い切ると物陰から采人が出てきた。
実は最初から物陰で聞いていた2人。
2人ともなんだかんだ真瑚のことが好きなのでイライラしながら聞いていたんだとか……
というわけで四兄弟たちは動き出した。
モデルの撮影で仕事に行った真瑚は逃げることなくわざといじめられ、その現場を澪央と采人が影からこっそり撮り、その動画を架恋が裏アカで投稿した。
動画を見た人たちは次々に拡散。
いじめたヤツらのコメントには
「ほんっと最低!」
「見損なった」
「これが芸能界の闇か……」
「こんな人だったなんて……」
「ファン辞めるわ」など、様々な幻滅の声が。
逆に真瑚のコメントには
「真瑚ちゃん頑張れ!」
「これからも応援してるから!」
「よく耐えたね!」
「あんなヤツらに負けるな!」と、賞賛の声があった。
指をゴキゴキと鳴らして戦闘モードに入る2人。
そう言って2人は出て行ってしまった。
1回キレたら元に戻るのは至難の業なのは母親譲り。結局、真瑚と架恋も行くことにしたのだ。
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───誰もいなくなった大門家リビング。
そこにある人たちが現れる。
現れたのは四兄弟の親である伸と愛華。
実は2人とも四兄弟がすることを知っていて何も言わなかったのだ。
愛華がキレたら止めるのは伸の役目。
その方法は深ぁぁぁいキス。
ちなみに四兄弟がキレたら、他の兄弟が抱きつけば止められる。
愛華がそう問いかけた時、
「トサッ……」
伸にソファに押し倒された。
何となく察する愛華。
笑みを浮かべながら服の中に手を入れてくる伸。
40歳手前でも相変わらず仲が良く、アラフォーとは思えないほどの美貌を持つ2人。
その子供たちも皆仲が良く、美しく、すくすくと育っているのであった。
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【大門四兄弟のそれぞれの呼び方について】

基本、みんな名前呼び。
(愛華の教育方針→みんな仲良く)
ちなみに四兄弟の両親の呼び方は、
澪央と采人は「父さん」「母さん」
真瑚と架恋は「パパ」「ママ」です。















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。