諏訪大社上空
すたっと彗紀が着陸する
たんっと吹雪が彗紀から降りる
私も降りようとするが
頼重に邪魔された
吹雪が私に続いて言葉をこぼした後、彗紀から飛び降りると
私の影から出てきた闇の触手が私を絡んだ
どこからともなく聞こえてくる羅衣阿の声
そう言われ、
私は闇の触手が首筋にぶちゅっと触れるとともに
視界が揺らいだ
最後に見たのは
必死に叫んで刀を振るう吹雪の姿だった
まっさらな風景、
そう言って影の中に武器を捨てる
ドプッという音が聞こえるとともに羅衣阿が近づいてくる
バチッ、バチチッ
闇の触手が硬化し、雷を帯びる
これなら避けれる
そう思い、跳ねようとすると
ガシリと闇の触手が私の影から出てきて、私を固定する
術式も呪力も効かない
呪具は影にしまって取り出せない
前より何倍も強くなってる、
雷の速さで雷を帯びた黒い触手、
というか硬い金属のような物が左肩を貫通する
50cmはあるだろうか?
大きな傷跡から血が吹き出す
そう言ってまたもや視界が遠のいた
痛い痛い痛い痛い痛い
ジクジクドクドク
血が吹き出て流れ出てる
あれ、つかえない
ああ、らいあのやみか
こうかがきれるまでどれくらいだろ
、、どうせなら、
ぴがああああっとりんねのひかりにつつまれる
これでやみのこうか、じゃくたいかする
いまだ
パァァァッッとあたり一面が光に覆われる
傷口が塞がる
羅衣阿に刺された部分が大きく破けている
乳がギリギリ見えてない程度に、
思わずしゃがみ込んで隠す
差し出されたのは吹雪がいつも着ている雪柄の着物(?)
渋々首を通す
あ、ヒラヒラする
吹雪の匂い、
吹雪の視線を辿って首に手を置くと
噛み跡
そう言いながら連行されていく若様
私、何かした?
単なる猫の噛み跡が?
































編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。