第3話

蟒蛇【後編】
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2022/12/06 09:00 更新
妖刀、舞姫によって日が落ち
刀をカチンと鞘に仕舞うと
薬売りの姿は変化し
場所は天空へと移り変わる。
薬売り
薬売り
汝は妖なりて、、
薬売り
薬売り
、、その真なる姿、、
薬売り
薬売り
お見せ、、願いたく。
天空には薬売りともう1人
名も知らぬ男であった妖
婀ュ叭濟痲撾藦......?
薬売り
薬売り
おや、、、、もう、手遅れ、、でした、ねぇ、、。?
助けるつもりもなかっただろうに、意地の悪い男だ。
薬売り
薬売り
見ず知らずの薬売りから受け取った薬を飲み、、
薬売り
薬売り
その上そんな姿で再度お会いするとは、、ねぇ、、。
薬売り
薬売り
少々、、気が緩みすぎじゃあないですかい、、旦那さん、、。?
そう不敵に笑い、煙管の煙をぐるりと自身の周りに振り撒き
裾から札を取り出した。
薬売り
薬売り
汝は決まり時に死に、、
薬売り
薬売り
決まらぬ時にまた来たりて、、。
薬売り
薬売り
この世を絶たれよ。
そう言うと、札には赤い文字が浮き上がり
勢いよく妖の額に張り付いた。
薬売り
薬売り
また来世、会えたのなら、、
薬売り
薬売り
その時は、、それに取り憑かれずとも、、
薬売り
薬売り
晩酌を、、。
蟒蛇う わ ば み 
大蛇の変え名。
蛇が卵を呑む様に似ているため,酒豪などを表す言の葉に使われている。
あの男は
蟒蛇が憑っていたため、酒に溺れ
終いにはあの薬で真の姿を表した。
薬売り
薬売り
、、私達に声をかけられたものは時期死ぬ、、、、
薬売り
薬売り
私達も、声をかけられた者も、、
薬売り
薬売り
可哀想な者であろう、、。?
かちん。
舞姫によって
あの男は、、
妖と共に還ってしまった。
薬師
薬師
おや、やっとお帰りかい?
薬売り
薬売り
、、あぁ、、、。
薬売りは手を合わせてから再び地へ戻り,降ってくる灰を見つめる。
薬師
薬師
私も次の処方先へ行く頃かねぇ、、?
そう言ってにっこり笑い、とある薬を地に撒いた。
薬師
薬師
さて、行く時間だねぇ、薬売り。
薬売り
薬売り
あぁ、、また夜明けに、、。
2人は,夜煙に撒かれていなくなった。

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