私の座っている廊下側の席 。
近くの窓から彰人が身を乗り出して 、
私に話しかけてくる 。
教科書忘れたから貸してくれってね 。
引き出しの中から数学の教科書を出して 、
目の前に差し出された彰人の掌に載せる 。
なんの悪びれる様子もなく 、
おどけたように肩を竦める彰人に呆れつつ
ノートを引き出しから出して
次の授業の用意をする 。
ちらりと隣の席の男の子を見やってから 、
視線を私に戻した彰人 。
学校だというのに 、
変わらず甘々な彰人に翻弄される 。
分かりやすく熱くなった頬を冷まそうと
自分の手で仰いでいると
2つ前の席の 冬弥 が近づいてきた 。
ふわりと微笑んだ 冬弥 に密かに癒されていると 、
授業の開始を告げるチャイムが鳴った 。
ドタバタと焦って隣の教室に戻っていく
彰人の後ろ姿を見送って 、
私は黒板に向き直した 。
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進級前日になって学校ネタをするという … (
東雲双子は 1年の頃 は別クラスなので 、
こうやって頻繁に教科書借りてたりしたらいいな 。
明らかに他の男子を牽制してる 東雲くん が
そこに居るんですよね(
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こちらの作品は 10月2日 の 21:00 に
公開しようと思います !
前話の 💬 にて色々な案を下さって
ありがとうございます 🙇🏻♀️´-
作者的にも 3周年 は全力で楽しみたいので (
そう決めさせて頂きました 。
宜しければ待機して下さると幸いです 😌













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!