mina side
全く見つからないあなたの下の名前
とりあえずあなたの下の名前の居そうなところに行ったりしたけどなかなか見つからない。
天気も悪くなってきた。
一応私のバックの中には折り畳み傘がある。
無我夢中に走った。
もうどこにあなたの下の名前がいるかなんて全く分からないけど、
久しぶりにこんな走ったかも。
元々私はインドアだからこんな走る機会ほとんどない
体力的にも限界、
はよ出てきて、
そう思っていたら、遠くに海が見えた
私の体はいつの間にか海の方に向かっていた。
あなたの下の名前があそこにいるような気がして
やっと海岸が見えてきた。
すると、そこには胸まで海の中に入っている人の姿が見えた。
とりあえず止めな、
どんどん近くに行くにつれて、それが誰かはっきりわかった。
私は急いであなたの下の名前の所に駆け寄り、海から引きずり出した。それと一緒に雨がポツポツと降ってきた
そういうあなたの下の名前は苦しそうに笑った
私は思わずあなたの下の名前を抱きしめてこう言った
あなたの下の名前は、私の言葉を聞いてくれなかった。いや、聞きたくなかったように見えた。
今は、あなたの下の名前と離れたくない。
離れたらいけない気がした
今手放したらまたどこかに行ってしまいそうで怖かったから。
私は一旦さな先輩に連絡した。
私がちゃんとあなたの下の名前を見つけたと。
既読はついたけど、返信はなかった。
あなたの下の名前と、1秒でも長く一緒にいたい。
あなたの下の名前の目は涙で潤んでいた
…なにそれ、可愛い、
好きな人のためになれるのがこんなに嬉しいなんて思わなかった、
一応、ポーカーフェイスは保ってるけど、口角が上に上がってしまう
…まだ、あなたの下の名前にはこの気持ちが言えへん。もっと、私の沼に落ちていって、抜け出せへんくなるまで沼らせる。
もう頭の中にはミナしかいないように、
何を考えてもミナしか思い浮かばない、そんな世界に沼らせる。
それである程度私に依存してきたら告白する。
だからあなたの下の名前、
どんどん私に沼っていってな














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!