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第15話

第24話【セコム大量発生】
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2026/01/04 11:11 更新






















 それからというものの















 人の口の動きで相手が言ったことを理解できるようになっ
 た











 だがたった1日で . 少し後悔した























(なまえ)
あなた
  ……"ッ  

澤村
  『どうした怪我かッ?救急車呼んで  
  くれ!』  

東峰
  『あばばば"ッ…』  

(なまえ)
あなた
  ……ッ"?!…ッ!  






 全力で首を振ると . 安心したかのように胸を撫で下ろす澤
 村と . 今からでも泡を吹きそうな程震えている旭






















.
  『クスクス___ w』  

.
  『耳が聞こえないの可哀想~ w 』  


(なまえ)
あなた
  ……  

(なまえ)
あなた
  (口の動きで分かるって…)  














  だがそれでも





田中
  『んだとごらぁあ~ッ!!!』  

西谷
  『何笑ってんだごらぁッ!!』  

菅原
  『ぶっ殺すz((』  









 まぁ少々口が悪い奴も居たが↩︎

















 でも





(なまえ)
あなた
  (口の動きがわかって良かった…)  






 少しそう思った































 だが . 1番嫌いな時がある












 それは





































(なまえ)
あなた
  ……  

.
  『んッふふ w 』  

.
  『あいつ机のやつ見て困惑してるよw』  

.
  『〝可哀想〟』  












 クラスの時間 . それは地獄と同じだった












 『可哀想』と何回みたことか












 俺は皆と同じ人間だ












 たった耳が聞こえないぐらいで他は同じだろう











 
 耳が聞こえないだけで差別されるこのクラス












 澤村 . 菅原 . 旭が居ないこの空間












 もちろん2年 . 1年も居ないこのクラスは












 俺にとっては最悪な時間でしかなかった












 
























 やはり . 普通の人間からはこのように思われるのかと












 絶望する















 ただ . その絶望の縁に立たされたとしても












菅原
  『誰だ可哀想っつったやつ』  

(なまえ)
あなた
  ___!  







 その時誰かから顔を掴まれ . 後ろを向けられる









東峰
  『あなたのあだ名(カタカナ) . 安心して待ってて』  









 その時 . 優しく目の方へ手を添えられ . 何も見えなくなっ
 た










 それから何が起こったのかは分からなかった











 ただ一つだけ分かることがある









(なまえ)
あなた
  (クラス別でも1人でもない . 助けてくれるんだ)  

(なまえ)
あなた
  (やばい泣きそう……)  








 旭を抱きしめ . 顔を隠した











 何か言い争っているのか耳からガンガンと鼓動がくる











 それでも声は聞こえない









 
 旭が安心したするように頭を優しく撫でてくる










 一気に安心感に包まれ . 一呼吸をする














































 一時経ったあと




菅原
  【あなた!行くべ!】  

(なまえ)
あなた
  ……!  







 微笑み . 頷いた後











 優しく自分の手を掴み屋上へと歩んでいく













菅原
  【いやほんとにあいつら腹立つ~!】  

澤村
  【結構酷かったな】  

菅原
  【一発ぶちかましてやりたいけど .  
   春高もあるしな~】

東峰
  【ダメだろ殴っちゃ!】  

(なまえ)
あなた
  …… w  







 自分は小さく笑うことしかできないが











 この時間を堪能することはいくらでもできる



















 本当に……













 セコムが忙しい幸せだ  



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