そう言ってテヒョンは僕のスマホの手を止めた
自分の誕生日パーティーの準備を自分でするってことだよね…、それって何かおかし…、ま、それよりも
その笑顔を向けられたら、何も言えないよ笑
楽しくなってるのか、その場でピョンピョン飛び跳ねてる
僕はそういうテヒョンが好き
ショッピングセンターにはすぐについた
あ、単純笑
そうするとテヒョンは走って真っ直ぐ行ってしまった
あ〜…これやばい絶対、迷子になる
僕も、テヒョンのプレゼントを見る事にした
プレゼントは準備してるけど、僕の誕生日にテヒョンがくれた量とは比べものにならないから不安になってきた……、どうしよ、追加で買おうかなぁ…
それにしても…
もう、別れてから1時間も経っていた
でも、何回電話しても電話は繋がらなかった
分かんないけど寒気がしてきた
1人でテヒョンが泣いてたらどうしよ、もしかして、誘拐なんて……ないよね…?
有り得ないとは思うけど不安になって仕方がない
そんな時、
まさか…アイツ…嘘だろ…?
急いで行くと、
急いでお辞儀をしてショッピングセンターを出た
ほんとにコイツは!
アイドルって自覚がないのかよ……🤦🏻♂️
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。