💚side
今日はバレンタイン。
わくわくしながら学校へ行く。
自慢と言う訳でもないが、俺は毎年結構な量のチョコを貰える。
だから大きい袋を持っていく。
靴箱を開ける。
教室に入る。
男同士もあげるんやっけ...?
ホワイトデーでいいか。
ちぐのを受け取り、本命の恋人の方を見る。
すぐに目をそらされる。
...いつ渡してくれるんかなぁ。
🩷side
今日はバレンタインだからっ、昨日はマカロンをつくった。
マカロンは「貴方は特別な人」と言う本命の意味が込められている。
ぷりちゃんがそれを知るとは思わないけど。
早めに学校につき、自分の席で本を読む。
ぷりちゃんが教室に入ってきた。
ぷりちゃんの手には大量の女子から貰ったチョコ。
...いつものことだけど、やっぱりなぁ、。
ぷりちゃんの方を見ていると、目が合い、恥ずかしくなり目をすぐに逸らす。
本当にイケメンで、無意識で、大好きな人。
...でも、ぷりちゃんは僕のこと構ってくれない。
ツンデレってわかってるんだけど、やっぱり傷ついちゃう。
ぷりちゃんは色々な人からチョコ貰ってるし、僕のなんて、いらないかなって。
なんで沢山いるのに、僕と付き合ったんだろって。
泣けてくるなぁ。
そんなバレンタインながらの話をしながら一日が終わる。
結局渡せなかったな。
家の近くにある公園のベンチに座り込む。
...1日かけて頑張ったんだけどな。
スマホから着信音が鳴る。
「渡したいものあるんだけど」
「今家いる?」
ぷりちゃんからだった。
...渡したいもの、。
「いいよ、」
返信をして、家に帰る。
玄関の前にはぷりちゃんが立っていた。
一対一で話すのは本当に久々で、緊張して視線が地面にズレる。
覚えてくれてたんだ。
リップをプレゼントであげる。
意味「貴方とキスがしたい」
ぷりちゃんからのきすを期待し、目をつぶる。
今日のバレンタイン、
...いや、付き合って1年日の記念の日。
最高な思い出です。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。