それにしても
改めて思い知らされたヒロインとモブの差
全てにおいて、私が劣っていて
素敵なあの子と違って
劣等感と罪悪感に埋め尽くされる
声にならない嗚咽が盛れる
わけも分からず流れ止まらない涙
辞めないと辞めないと、こんなんだから私は
みんなに嫌われちゃう
らぅちゃんみたいな「かわいい女の子」に
なれない
ぁ、女子会の準備しなくちゃ
精一杯謝る
私のせいで女子会の開始が遅れた
中々気持ちの整理がつかなかった
これからの、息を吸う上での
嘘。知ってる
10分前からずっとここに居た
言葉の端々から溢れる優しさと気づかい
愛嬌に頭がどうにかなりそう
あんなに憎たらしいのに憎みきれない
「うーん」と首を傾けて考える彼女
自己紹介か、案外難しいなぁ
当たり障りのないかわいい女の子を
頬を赤らめ笑うらぅちゃん
かわいいなぁ
努力したってらぅちゃんみたいになれる訳ないのに
モブはモブで中身は穢れたまま。
そんな時だった
『~~♪』着信音が鳴り響く
画面には『いなみそ』とかいてある
どうしようと思っていたららぅちゃんが
でていいよと言ってくれたので電話にでる
『あ、でたでた』
聞こえてくるその声はいつもより
暖かく聞こえ涙がでそうになる
『ぁ~いや、話したいことがあってさ
少しでいいから』
そういってライは電話を切った
らぅちゃんに許可をとり女子会を中断
話したいことかぁ大したことじゃないと
いいなぁ
早く書きたい所があって鬼更新












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。