第15話

박건욱
1,173
2024/01/27 19:06 更新
your side
건욱
ヌナ、今日の3限寝てました?
you
天気悪いからね
건욱
理由になってないですㅎ


楽しそうに私をいじってくるのは大学で知り合った二つ下の後輩ゴヌク。ちょーーっと大人びてるからと言って私をよく馬鹿にしてくる。




건욱
今日一緒に帰りませんか?
you
いいよ、ヌナ友達いないからなー
건욱
やった、次の講義は寝ないでくださいねㅎㅎ



1人で困っていたゴヌクを助けたのがきっかけで、そこから少しずつ仲良くなっていった。たまに講義が被って、同じ時間帯に帰るというのが分かればこうして一緒に帰りませんか と誘ってくる。可愛い後輩だ。





無事に私は海を泳ぎきり、帰る時間になった。相変わらず私は机の上に広げた筆記用具、ノートパソコン、その他もろもろをドタバタと片付けるわけで案の定ゴヌクは不安そうな顔をしながら「ヌナ大丈夫?」と聞いてきた。全くもって大丈夫ではない。
건욱
ヌナやっぱり寝てた
you
寝てないから!睡眠学習!
건욱
寝てるじゃんㅎㅎㅎ
you
私の学習方法はどうでも良くてさ、今日17時から雨予報なの知ってる?
건욱
あ、ヌナそれ朝は雨予報だったけどさっき雪に変わってました!
you
へー、じゃあほんとに降ったら初雪じゃん


ちなみに私たちの住む韓国では「初雪が降った時、告白すると成功する」「初雪を恋人と見ると長続きする」という謎のジンクスがある。だから初雪が予想される日はカップルはこぞって集まっている。正直鬱陶しい。



you
雪予報なら好きな人と一緒にいなよ、私といる時に雪降っちゃ困るでしょ
건욱
そんな人居ないんで、いいです。居ない同士楽しみましょ
you
勝手に居ない人同士にしないでよ!居ないけど......






you
冬は日が落ちるのが早いね〜
건욱
まだ17時半前なんだ、真っ暗ですねㅎㅎ
you
わ、待ってゴヌク.........ほんとに雪降ってない?これ
건욱
ほんとだ、僕のコートに雪ついてる
you
綺麗だね............



今は11月下旬。所々で始まっている少し早めのクリスマスの装飾と煌びやかなイルミネーションと合わさって、キラキラと落ちてくる雪が綺麗。だから恋人たちは一緒に居たくなるんだろうな。


you
どこもカップルばっかだねㅎ
건욱
じゃあ僕達もカップルっぽいことしましょう
you
え?

指先まで冷えきった私の手は、ひと回りもふた回りも大きい暖かいゴヌクの手に繋がれて、ゴヌクのコートのポケットに入れられた。ポケットの中とゴヌクの手が暖かいのに、ドキドキで急激に上がる体温のせいでさらに暖まる。



건욱
ヌナ、手冷たすぎㅎㅎ




そう言って笑うゴヌクの横顔はすごくかっこよくて、駅に向かうはずだったのに気づいたらゴヌクにイルミネーションの綺麗なところに連れてこられていて。ただの後輩、ただの後輩!と思い込もうとすればするほど色とりどりの電飾を反射させるゴヌクの瞳に吸い込まれそうで。「ヌナもうすぐクリスマスですね」なんて言ってるゴヌクの声は全く入ってこない。もちろん手は繋がれたまま、ポケットの中。



you
ゴヌク、手もういいよ、充分あったかい
건욱
僕が良くないです

降り続く雪を見つめながら、真っ直ぐ前を見て話すゴヌクの真似をして、周りの景色に目を移す。このままゴヌクのことを見てたら本当にただの後輩だと思えなくなってしまう気もするし、吸い込まれちゃいそうな気もするし.................と思考回路がショートしそうなほど急速に色んなことを考えていたら「ヌナ」と耳ざわりのいい声が脳内に響いた。






건욱
 "눈" 말고 내 "눈" 봐요"雪" じゃなくて僕の "目" を見てください



いつの間にか手は解かれていて、くるっとゴヌクと目が合うように向かされる。
건욱
ずっと好きです。僕と付き合ってください
건욱
僕、勇気だしたから。お願いヌナ
you
私も好きだよ
건욱
え!?ほんとに!?



「わぁ、僕信じられないですヌナ!」とニコニコしながらまた私の手を取って、さっきとは違う恋人繋ぎ。「またクリスマスに来ようね」と言えば、あまりにも嬉しそうにするから、尻尾が見えた。駅に向かうまでも、電車に乗っている時も、手は恋人繋ぎのままで、ゴヌクのコートのポケットに入れられたままだった。









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久しぶりの更新になってしまい申し訳ありませんでした🙇🏻‍♀️
1部韓国語が出てきますが、そこはどうしても韓国語で書きたかったのでご了承ください🥲
requestboxのチャプター上にあげておくのでリクエストをください🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️

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