俺はテヒョンに買われたウサギ。
ふぇ?
み、ミタ?
おぼえてるっ!
もっ!
ふえぇ、、それがミタ
かも。
もう、、 はいらないおもう。
んぅ、、
あの言葉は そうゆうこと、、だよね
だから、、
俺のタンクもおなかいっぱいなのかな。
いっぱいの人が頑張らないとそれはむずかしいのこと。
テヒョンが言ったの。
いつもとおんなじ、やさし顔して 笑って
なんでもわかっちゃうんだ、、 ヒョンはすごい。
ちっちゃく遠くに テヒョンの背中が見えた気がしたの。
でも まちがえるわけなくて、
いつも おまじないしてる
テヒョンのいてらしゃいの背中だったから
いっぱい走ったから
声がうまくでてこないくて、、 どうしよって、
何回か声出したのけど 俺の声は
車の風と外の風に飛ばされたみたいかった。
でも、、
車と外の風に飛ばされたと思ったのけど
ちがかった。
届けてくれたみたい。
ちっちゃい声しか出せなかった俺の声を
風が、、
ちっちゃい背中のテヒョンのとこまで 。
ありがと、って。
やさし顔。やさしい顔して笑って、、
俺の好きな顔して言ってくれた、の。
わたしたかったのは はんかちなのに
俺の手をぎゅ、ってして、、
あの言葉が 俺の世界にきらきら を降らせたの。
今までは忘れものを届けてくれる人も
気づいてくれる人もいなくて、
だから
お前がいる今の俺は幸せだって、、
お前がいる、、 今の俺は幸せだって。
俺がいる、、 今のテヒョンがしあわせだって。
はんかちじゃなくて
俺の手をたからもの を包むみたいにして
そう言ってくれた。
あったかくって、
テヒョンの手も 俺の たからもの も。
ぜんぶ、、 ほんとにぜんぶ。
ん、、
うれし、いかった。
うれしいかったよ? ヒョン、、
はんかちを届けに行ったのは俺なのに
俺に届いたの。
俺が、、 俺がっ、
うん、、
どうしていいかわかんないくらい たからものから
たらたら あふれてきた なにか。
ぎゅってしてくれてる手のひらから
どむどむどむどむ、って。
どむどむと たらたらが ぶつかって、、
きらきら が降ってきた。
いいのかな、、
こんな俺がテヒョンのしあわせで。
ちがう。
テヒョンは
テヒョンの言葉が俺のたからもの に届いてから
外の世界は前よりも きらきら。
俺にみて? って
もっとみて?って、、 はんかちを持って走ってた時より
俺の目に きらきら 、きらきら。
ミタ、されてる世界は ぜんぶがちがって見えた。
俺のちっちゃな声を
テヒョンに届けてくれた風の匂いはみどり色。
身体も、たからもの も、
テヒョンが握ってくれた手もどむどむ たらたら
ぴんくと うすーいむらさきのあいだ。
俺の影も うれしって
胸にある傷跡だって ゆれてた気がした。
まぶしいくって、、
なんでかわかんないけど 涙がでてきたのこと。
参考話 :





























編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。