第20話

【目黒蓮の場合】②
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2021/01/12 06:25 更新
目黒蓮:会社の後輩。あなた先輩が好きだと気づく
向野あなた:目黒蓮の先輩。目黒くんに心配かけないようにしたが心配されてる


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目黒side


「お疲れ様です、あなた先輩。…体調どうっすか…?」


お昼の頃から体調が悪そうなあなた先輩のことが心配で帰る時も声をかけてしまった。


「お疲れ様、目黒くん。あぁ、もう大丈夫だよ。ありがとうね気にしてくれて」


きっとあなた先輩のことだから、俺に心配かけないように笑顔でいてくれてる。…絶対無理してるじゃん。


「……また無理してそうですけど」


「そ、そんなことないそんなことない!ほ、ほら!遅くなっちゃうから帰る!」


気に食わなかったけれど、これ以上聞いてくれなさそうだから俺は「はい、また明日です」と言って渋々帰った。





雪が降る帰り道。いつもより冷えて鼻が冷たい。…大丈夫かなあなた先輩。


駅の近くの交差点まで来た。あ、そういや手袋付けてなかった。


付けようと思ってカバンをあさると大事な資料がないことに気がついた。


「やっべ!!!」


俺は急いで来た道を帰っていった。


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「はぁ…はぁ…」


流石にまだ人いるよな…?もしかして、まだあなた先輩いるのかな。


なんて考えながら勤務地のフロアまで階段であがる。走ったせいでマフラーが息苦しくさせる。ああもう取っちゃおう。


なんて思って近くのドアに行くとやっぱりあなた先輩。…と、向井先輩…?


俺は何故かとっさにドアの奥に隠れてしまった。


『何やってんだ俺…』


すると中から会話が聞こえてきた。


「なぁーんか色々あったな。あなた、大丈夫か?」


「……っ康二くん…!」


『えっ……下の名前…?』


なんで呼びあってるのかわからなかった。だって、2人は、…え?


「おーおー。康二くんやで。よしよし、今日一日頑張ったなぁ」


そう言って向井先輩はあなた先輩の頭を撫でている。…付き合ってるのか…?


少し覗くとあなた先輩は安心したような顔つきになっていて。なんだか少しイラついた。


「今日は俺が家まで送るで。ほら、立てる?」


『!!』


やばい、こっちにくる!!


そう思って俺はもう少し奥に隠れ、あなた先輩を支えたまま向井先輩は部屋を出ていった。


「なんっ……だあれ……」


信じられない。なんだあれ。


ぐるぐるした思考で忘れ物を取り、俺はいつの間にか帰りの電車に乗って家に着いていた。


「はぁ〜〜」


ベットにぼふっとダイブする。あなた先輩、向井先輩のこと好きなのかな……


俺だってす……………


好き?


俺が…?


そう気づくと一気に顔が真っ赤になる。うわ、俺あなた先輩のこと……好きなんだ……


だったら尚更……


気がつくと俺はあなた先輩のLINEを開いていた。

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あなたside


あれから康二くんに送って貰って、なんとか家にたどり着くことができた。幸い、お腹の痛みは今は無くて、色んなことがスムーズにできた。


「今のうちにお風呂に入っちゃおう」


一人暮らしだから、湯船に浸かっても大丈夫だし。そう思ってゆっくり温まった。


ご飯の準備をしていると、ピコン、と音が鳴った。


「ん?誰からだろ………えっ目黒くん?」



目黒〈お疲れ様です。あなた先輩、体調どうっすか?〉



「帰ってからも心配してくれるんだ……優しいなぁ…………って結局心配かけちゃった…」



あなた〈今はお腹の痛みがひいてきたから大丈夫だよ〉



目黒〈よかった。あれから心配で飯が食べれなくて笑〉



あなた〈ええ!ちゃんとご飯は食べてね?💦〉



目黒〈はい笑あなた先輩に言われたので食べます〉



なんて可愛いことを言うので少し照れくさくなりながらも、ふふと笑ってしまった。


ご飯も食べ終わり、お風呂に入って1時間が立った。薬も飲んだし、多分大丈夫。。そう思ってたけど。


「うう………」


やっぱり痛い。あっためてるのに痛い…
薬飲んでから1時間も経っていないから、まだ効き目は出てないんだな………どうしよう。


『痛いな………』


痛くて寝るどころじゃない。。


誰か…………


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目黒side


「あなた先輩ほんと可愛すぎ…」


返信の仕方からにじみ出る優しさがわかる。今俺超幸せじゃん。


進まなかった箸も進んで、ご飯を食べた。


あれから連絡は途切れてしまったが、寝る前に気になってスマホを見ていたら



[新着メッセージ1件]



と出ていた。…誰から?



「あなた先輩…!」


すぐLINEを開いてメッセージを見ると



あなた先輩「目黒くん…ごめんね、その。お腹痛くて…寝れなくなっちゃった…」



ぎこちなく送られたメッセージを見て俺は咄嗟にメッセージを送った。



目黒〈よかったら、電話しません?〉



内心めちゃくちゃ心臓ばくばくしてる。



あなた先輩〈いいの…?ごめん、甘えてもいいかな……?〉



「よっっしゃ!!!!!」



嬉しくてつい叫んでしまった。電話ボタン押す手が震える。



〜♪〜♪


「もしもし…」


「あ、あなた先輩。大丈夫っすか?」


「あはは…大丈夫じゃないかも…」


「…っ」


今まで聞いたことの無い弱々しい声。電話越しでも、あなた先輩の困った顔がすぐにわかる。


「俺……こんなことしかできないけど…あなた先輩の痛みが紛れるように話しますね」


「ふふ…目黒くんには心配ばっかりかけちゃって申し訳ないなぁ…」


なんて言った後に痛い、って言ってシーツが擦れる音が聞こえる。もしかして


「あなた先輩、ベットの上ですか?」


「ん、………うん」


やばいやばいパジャマどんなのだろうとか思っちゃった俺のバカ!今は紛らわすんだろ!


そうやって欲と戦いながらあなた先輩が辛くないように、そばに居るように話しかけた。



「あれ?あなた先輩?」


「………すー………すー………」


寝息が聞こえてドキッとした。


…あなた先輩が寝てる。………可愛い。


「…あなた先輩(ボソッ)」


「ん〜…………」


もう少しイタズラをしたいけど、これ以上あなた先輩を疲れさせるのも嫌だからやめた。俺はそのまま電話を繋いで一緒に寝落ちした。


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チュンチュン…


「ん……あれ?めぐろくん…?」


まだ目が覚めていないのだろう。名前の呼び方がゆっくりだった。


「おはようございます、あなた先輩。よく寝れましたか?」


「ん、………あ、まって、私、寝落ちしてた!?」


「ふは笑そんなに焦らなくてもいいですって笑…寝息可愛かったですよ」


「わー!わー!やめてー!!」


まるでカップルのように話せてるのが嬉しい。寝起きの声そんなんなんだ。


「でもあなた先輩、早くしないと遅刻しますよ?」


「えっ、今何時…?」


「7時」


「わぁああああ!やばいやばい!ごめん目黒くん、また会社でね!」


「はい笑でもあなた先輩、午後出勤ですよ?」


「………………目黒くん嫌い」


「あっ嫌いは嫌です!すみません」


なんてやりとりをして俺は出勤だから電話を切った。…一生忘れられないなこれ。



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「おはようございます、向井先輩」


「おお〜!めめ〜おはよう!!あれ、なんかご機嫌やな」


「はい!いい事があって笑」


「なんやなんや〜教えてくれたってええやんか〜!!!」


「昨日、あなた先輩と電話したんです」


「……えっ」


「向井先輩が、昨日あなた先輩のこと助けたのも。俺知ってます」


あんなに和やかな雰囲気だったのに、一瞬で空気が凍りついた。…向井先輩の笑顔も消えて、真顔でこう答えられた。



「あなたは渡さへんで」



今までにない程真剣な目で言われて、俺は少し冷や汗をかいた。


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作者:大変遅れましたっ!!!!!すみませんんんん!!遅れた挙句何故か恋愛小説のようになってしまいました( ◜ω◝ )ははは(((
一生許さねぇぞぁ!!!!!(消したの私)


向井さんと時系列を同じにしたせいでどうやって労わろうと思って悩んで書いて消えて(泣)書きました!!!私!!よく頑張った!!どうしよう。向井さんと目黒さんの小説別で書こうかな…ってぐらいの恋愛小説になってしまった。。



「あなた先輩!おはようございます笑さっきぶりですね。今日は調子どうですか?…また無茶しそうなので、今日は俺があなた先輩のお世話係です笑って心配してるんですからね!」





お次は向井さんですね。何やら不穏な雰囲気……大丈夫でしょうか…

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