第6話

甘い花、苦い蜜5
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2025/03/16 15:08 更新
白百合から花弁を貰って食べてもう1ヶ月は経つ。


あまりにもオレが夢中で食べるからと約束事が取り付けられている。


もちろん、ここで暮らす上でのルールも一緒に
こはね
1つ、食べてもいいのは私達が渡した分だけ。
杏
2つ、私達の誰かと必ず一緒に過ごすこと。
冬弥
3つ、この家から出ないこと。
この3つを守るならば何をしてもいいと言われたが、何をすればいいのか検討もつかない。


歌を歌うのは4人揃ってだし、サッカーも出来ない。
かと言ってランニングも行くことができないため閉じ込められているのと変わらない。


ただひたすらに花弁を貪り食って、眠る以外はやることはなかった。
彰人
ん……暇だな……
そうボヤいていると男の白百合が置いていった勉強道具が目に入った。
彰人
……
オレは見て見ぬふりをして放置することにした。
今、オレは3人の白百合と一緒に暮らしている。
白百合と言っても顔がそうにしか見えないだけで3人ともそれぞれに特徴がある。
こはね
黒百合君。
こいつはいつもオレを撫でたり、甘やかしたりしてくる。でも花弁を食べ過ぎたらよく怒ったりするから気をつけるようにしてる。

なんかもう1人の白百合の女よりも小さい気がする。
杏
黒百合。
こいつはさっきの白百合になんかやる度に突っかかってくる。でもあんまり嫌じゃないから不思議だ。
よく一緒に勉強させられてるからこいつもあんまり頭が良くないらしい。

ただ、なんかよくトマトを押し付けてくるが理由はよく分からない。
冬弥
黒百合。
こいつは過保護だ、だからよくオレや片方の白百合が勉強しなかったり、なんか問題を起こすと怒ってくる。でも誰よりも俺の事を大事にしてくるのが分かるから不思議でたまらない。

こいつはオレと同じく男だが、たまに声色から誰かとオレを重ねてる気がして不愉快になる。

……オレはオレなのに……
1度だけ家を訪ねてきたことがある。そいつは男でオレよりも小さいヤツだったが男の白百合が対応するからと女の白百合2人から部屋に押し込められた。

なんだか怒鳴り声が聞こえる気がするけどよく分からないからあんまり考えないようにしてる。

……その日の3人の様子が怖くて尋ねちゃいけないけど……
彰人
あいつはオレのこと知ってるのか?
そういうと3人は決まって優しい声色と手つきでオレを撫でくりまわしたり、甘やかし倒してくる。


まるで……オレに聞かれたくないかのように……

でも……
彰人
オレはここにいて幸せだぞ?
そういうと3人は幸せそうにオレに感謝を伝えてくる……

この箱庭に囚われるのも悪くないな、そう思ってまた瞼を閉じた。
以上でこのお話はお終いとなります。
最後の方に気になる人物が居たと思うので……

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また気まぐれに文章を書いていくのでよろしくお願いします(〃・д・) -д-))ペコリン

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