第3話

Chapter 3
44
2026/03/01 15:00 更新



目を開けるとそこは、暗闇が広がる何もない世界。
少し視線をずらしてみると、また " 僕に似た何か " が笑っている。



fur
...、 {見

fur
あはっ、そんなに見つめて...どうしたの?

fur
...いや、こういうこと目眩とか頭痛が起こったのって、お前と出会ってからだなって思っただけ。




そう。僕の夢にこいつがでてきたその日から、
fur
" もらってくね "
そう言われた日から、僕の身体はおかしくなっていった。
まだ確証は無いが、このことを何かと関連付けてしまう。




fur
ふぅん...。

fur
...もらってくね、...ってどういう意味。

fur
どういう、って...そのまんまだけど?
fur
 " お前風楽奏斗 " を、だよ。

fur
何言って...、

fur
あぁ、ごめん。時間切れみたい。
fur
......あ、今日も一瞬 " もらう " かもだから!よろしくねぇ〜。

fur
は、おい待てっ...!!!



" 何か " は闇の奥深くへと帰って行った。
それと同時に、僕の意識も曖昧に為る。















目を開ける。
目に映ったのは自室の天井。



fur
なんなんだよあいつ...、



" 風楽奏斗 " をもらう?
今日も一瞬 " もらう " かも?
正直何を言っているのかわからない。風楽奏斗は僕だ。それ以外の何者にもならないし、なられない。
段々と頭がこんがらがってきた。一旦思考をリセットするために、テレビをつけた。





昨夜未明、██通りにて殺人事件が発生したようです。

fur
嘘だろ...、ここの通りって...

被害者は複数人で、犯人はまだ捕まっていないようです。





殺人事件が起きた通り。そこは昨日僕が病院の帰りに通った道だった。
今まで身近に起こった3件の殺人事件。
事件が起こった通りは、必ず僕が歩いた通りだった。それと同時に、僕が目眩と頭痛を起こした通り。
合わない方が良かった辻褄が合ってしまった感じがした。





fur
いや、いやいやいや、僕はやってないんだし、違うって...ただの偶然のは...ず...、





そう、僕は人を殺した記憶なんてない。
でも、それは " 僕 " の話。
だけど、 " 夢の中のあいつ " はどうなんだろう。
嫌な予感がよぎった。それと同時に、吐き気が僕を襲う。





fur
ヴッ...、オ"エッ......、ゲホッ、 {吐





どうすればいい、対処の仕様がない、話し合いで解決する?いやあいつに話が通じるとは思えない。殺すしかない?でも夢の中でしか会えないし、殺し方なんてわかりゃしない。

色んなことが頭の中をよぎっていく。









ブー、ブー、





再び吐き気が僕を襲おうとした時、スマホの着信音が鳴った。



fur
っ...、......ふぅ...、



ピッ、



fur
...もしもし?

もしもし奏斗!?お前今日...




















































ちなみに3日に合格発表だったりする

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