第2話

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2024/05/05 07:55
この世に生を受けて5年。前世を思い出した。
(なまえ)
あなた
えっ
通りで個性がないはずだ。
(なまえ)
あなた
まあ、異能とかは使えますし、いいんですけどね。
それから時がたち、雄英高校に受験することになった。
(なまえ)
あなた
まあ、こっちの世界でも私に寿命はないようですし、感覚としては10分すぎたくらいですけど。
前世の師匠がつけていた遺品のマフラーを巻き、校舎へと進んだ。


























筆記テストは簡単だ。次は実技。



おやおや。反射が効かない敵ですね。完全物理。まあ、物体生成で戦えばいいですが。
ここで物体生成を使ってしまいましたから、雄英高校では物体生成能力と偽っておきましょう。戸籍には「無個性」として登録してありますが、まあ変えれますし
(なまえ)
あなた
これ、救助とかもした方がいいやつですね。
(なまえ)
あなた
大丈夫ですか?
あ、はい。少し擦りむいちゃったけど。
(なまえ)
あなた
傷薬くらいなら作れます
それ以上も作れますが、効きすぎると毒になるかもしれませんからね。
そして、なんやかんやで終了。
緑谷出久
緑谷出久
あ、月詠さんも参加してたんだ
あ、中学で隣のクラスの緑谷くん。
(なまえ)
あなた
何ポイントですか?
緑谷出久
緑谷出久
あっ...0なんだ。
落ち込んでると思ったけど、やはりそういうことでしたか。
(なまえ)
あなた
...多分、合格できると思いますよ。君はヒーローっぽい精神の方ですし。
緑谷出久
緑谷出久
(なまえ)
あなた
あっ、もうそろそろ帰らなくてはなりません。さようなら
緑谷出久
緑谷出久
あっ!バイバイ
家に着いた。


引き出しを開けると前世で使っていたものが出てくるから不思議なものだ。
(なまえ)
あなた
これは、ありがたいですけどね。
前世の仲間たちと撮った写真。私に前世があると気づいたきっかけの写真だ。
(なまえ)
あなた
まさか、師匠の遺品まで入ってるとは思いませんでしたが。
前世のことでくよくよしててもしかたありません。
こっちの世界で楽しく生きると決めたのですから。

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