第2話

好きになって🩵 前編
703
2025/05/31 00:00 更新
好きになって今日で何日だろう、



学校始まって、1人でずっと居た時に、最初に私に話しかけてくれた人。








その時から、彼のことが気になって仕方がなくて、もうどうしたらいいのか分からなくなった。








だけど、それは、クラスメイトでも、先輩でもなくて、先生だった。








先生に恋するとか、自分でも信じられない。











あなた「、、、」




話す人も、話すこともないので、私はいつもこうして本を読んでいる。





毎日特別なことも特になくて、運動会などの行事もめんどくさくてだいたいサボっている。







修学旅行も、みんなが楽しみにしている中、私1人だけずっと窓の外を見ている。










窓の外には、いつも彼がいる。











こんなに近くにいて、毎日目ることが出来るのに、何となくすごく遠い存在な気がする。





最初に話しかけてくれた時は、とても嬉しくて、









いつものように1人で本を読んでいただけなのに、












寺西「何読んでるの?」








そう言ってくれたのは、寺西先生だった。









あなた「本ですけど」






寺西「いや、笑それはわかるんだけど、笑」






あなた「あ、すいません、」







人と話すのに慣れてなくて緊張してるせいか、素っ気ない
態度をとってしまう。







やっぱ私って可愛くないな。




寺西「別にいいけど、笑いつも一人でいるから」





あなた「ばかにしてます?」




寺西「いやしてないけど、ごめん、」






案外素直なところあるんだ (





あなた「そうですか、別に話す必要も無いかなって」





寺西「そっか、じゃあ先生暇だから話そーよ」






あなた「別にいいですけど、なんも話すことなくないですか?」





寺西「冷たいな〜、」




寺西「いつもポーカーフェイスだよね、なんで?」





あなた「別に、なんでとかないです」





なんでって言われても、、。





元からそうなんだから仕方ないよね。







すぐ、チャイムが鳴った。






その次の日から、寺西先生は毎日私のところに来て話をしてくれる。





先生だし、どうせ勉強の話とか受験の話するんだろうなーって思っていたけど、案外そんなことなくて、日常生活の中であったちょっとした出来事とか、色んなことを話してくれる。









最初はめんどくさいなとか思っちゃってたけど、だんだん話していくと、話すことが楽しみになっていて、学校も前より楽しくなった。








寺西先生は、授業中も目が合うとニコってしてくれるし、生徒たちに人気なのもおかしくないよね。








私だけに微笑んでくれたらいいのにな、って。







そんなことも考えちゃう。







そのせいで授業だってもちろん集中なんてできない。









今思えば、その時からかな、寺西先生の沼に落ちたのは。

プリ小説オーディオドラマ