第37話

⚠️#33
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2020/06/26 23:57 更新


⚠️腐要素、性的な表現を含みます
















その日は収録が遅くなって、テレビ局を出たのが日付が変わるくらいだった。





今日はよく僕の話すことのウケが良くて、気分も良かった。





正面の広い玄関から出ようとすると、警備員さんに、「表はもう閉めましたので、裏から出てください」といわれた。




このテレビ局裏まで長いんだよ。なんだよ。と心の中でぶつくさ言いながら裏口まで歩いた。




マネージャーに連絡をして、裏まで車を回すよう伝えた。




それにしても最近歌ってないなあ。



久しぶりに練習室に行って、歌の練習でもしようかな?




CARATの皆にも会いたいし、放送もしようか?




CARAT、僕のこと忘れてないかな?




喜んでくれるかな。




こうして何か楽しみを作っておくと、普段の仕事も頑張れる気がする。








裏口は正面玄関と打って変わって小さかった。



本当に普通の人の家の勝手口みたいな扉!笑






扉を押し開けると、夜のひんやりした空気が頬に当たった。




裏口から出たことがなかったからわからなかったけど、意外と街灯がなくて暗かった。




マネージャーの車はまだ見当たらなくて、暫くここで待つ事にした。






スマホをつけて、今日撮ったセルカでもSNSにあげようかな、とアプリを開いた。











不意に、目の前が真っ暗になった。









それと同時に口も覆われて、強い力で後ろに引っ張られた。







何が起こってるかわからず、咄嗟に僕の顔を覆ったなにかに手をかけると、それは人の手だった。







抵抗したけど、体を強く抑えられて、身動きが取れない。






「騒ぐんじゃねえ」

と低い男の声がした。聞き覚えはなかった。






怖くて、冷や汗がたくさん出た。






身動きが取れずにいると、突然お腹の辺りにさっき頬に当たったような冷気を感じた。



それは胸、脚と広がっていって、本当に何が起こっているかわからなかったが、ただ「殺される」という考えが浮かんだ。





男の手が僕の肌に触れて、肌が露出しているのが分かった。




何するんだ、やめてくれ


そう言おうとしても口が覆われているのでなにもはなせなかった。





途端に、何かの壁に顔を押さえつけられ、男が臀部の辺りを触った。


僕は僕が何をされるかわかった気がして、強くもがいた。



男は僕の頭をもう一度壁に打ち付けた。

鈍い音が脳に広がって、くらくらした。



「暴れるな」


また低い声でそう言われ、僕の肩にぐっと力を込められるのを感じた。

折れそうなくらい痛かったけど、耐えることしかできなかった。






途端に、臀部を触っていた手が離れた。




そして、お腹をえぐられるような、息苦しさと圧迫感を感じた。

そして押し広げられるような痛み。



覆われた口から叫び声を上げたが、覆われているせいで言葉にならなかった。

男はそれを笑った。





痛くて気持ち悪いのに、男は僕を揺さぶって、荒い息を僕の首にかけた。



何か僕に言ってきたが、なんと言ったか聞き取れなかった。




涙が出て、苦しかった。



肩にはいつの間にか力が入らなくて、もうされるがままだった。





どれくらいそうされていたかわからないが、男の動きが早くなって、お腹の中が生温かくなるのを感じた。





男が僕から離れ、圧迫感が無くなると、男はまた僕にまた何か言ったが、これもわからなかった。




体のどこにも力は入らなくて、肌が見えたままだったけど、どうすることもできなかった。









しばらくすると、今度は聞き覚えのある男の人の声がして、僕を抱き上げた。











それから先はもう覚えてない。








SEUNGKWAN END





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