TravisJapanとの関係は変わらないまま2週間が経った。
今は昼休み。
次は移動教室だから早めに移動することにした。
でも瑞稀くんが眠いからエレベーターで行きたい。
って言うからみんなでエレベーターに乗ることに。
この学校はエレベーター禁止ではない。
だからエレベーターのところへ行くと並んでいた。
誰かと思えばAぇ!groupだった。
一緒に乗るのは気まずいなと思いながらも、
一緒にエレベーターに乗った。
すると、
そう言って駆け込んできたのは、
なんじゃこの3グループは!
どこまで気まずいんだ!
なんで莉子ちゃんはいないの!?
そしてようやくエレベーターが動き出した。
その10秒後、
エレベーターがガタンと止まった。
すぐ緊急センターに連絡すると、
どうやら故障のようで、30分はこのままらしい。
終わったーー
急に話しかけてきたと思ったら、
ギュ
ハグをしてきた。
そうだったうみくんってハグ大好き人間だった。
それは事実だった。
なんでそんなことまで覚えてるの?
優しくしないでよ、今更遅いんだから、
頑固なとこも変わってないか、笑
大好きだった人達同士の喧嘩は嫌だ、
そう言って龍斗くんが力づくで離してくれた。
涼くんが一気に顔と声のトーンを変えた。
私はぎゅっと強く龍斗くんに抱きついていた。
今までに聞いたことのない程の井上くんの怒鳴り声。
私は怖くて龍斗くんをもっと強く抱きしめた。
ずっと頭をポンポンしてくれる。
ちゃかが泣いてる?
この声で分かる。
そうだこの人達、
私のためならどんな手を使ってでもやる人達だった。
このエレベーター事件からTravisJapanがどんどん
私に近づいてくるのだった。
next.♡×400


























編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。