次の日の昼休み。
私はB組に、スタンリーを呼びに来ていた。
購買のパンを取りに行っている
スタンリーを、ぼうっと見つめる。
なんであんなにかっこいいんだろう。
不思議な人だ。
なんだか静かなスタンリーを横目に、
空き教室のドアを開ける。
…………あれ?
私は近くの席に、スタンリーは教卓の
上に座ってパンを食べ始める。
なんでこんな姿もサマになるんだ…??
日記を取り出して、さらさらと文字を
記していく。日記も、一人分増えたせいか
もうそろそろページが尽きてしまいそうだ。
新しいの、買わないとなあ…。
棘なんて最初からありませんけど???(
小声で話すスタンリーに私も声を小さく
して返す。これはヤバい気がする。
( ガタッ
これ、…っこんな少女漫画みたいなこと
ある!?!?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!