" お疲れ様。
こないだ言ったゼノってヤツいん
じゃん。アイツがまた部屋爆破した
んだぜ。毎回掃除と後処理で使われる
俺の身にもなってほしいってもんだ。
今度爆破したらアンタも手伝って "
一人、ス◯バの中で勉強のついでに、
スタンリーからの日記に微笑む。
相変わらず面白いなあ…というか、
アブナイ実験話聞かせてくれとは言った
けど…あ、危なすぎない…?( 不安 )
でも、ちょっと興味あるなあ…ゼノって
人、どんな人なんだろう。どんな実験を
してるんだろう?
( ブブッ__________
携帯からの振動に少しビクッとしてから
取り出す。誰からだろう?友達とは…あん
まり繋いでないんだけど。
『 今ス◯バいる?ぽい人見っけた 』
その文章を見て、キョロキョロと辺りを
見回すものの、スタンリーの姿は見えない。
え、…い、いるけど
"いるよ"と送ろうとしたそのとき、後ろ
からわっと驚かされて、店内というのにもの
凄い大声で驚いてしまった。
どうやら辺りを見渡す私の姿を見て確信
したらしい。それにしても…なんか偶然
だなあ。
隣に座ったスタンリーは、どうやら
コーヒーを飲んでいるみたい。私は
カフェラテ。大人なんだなあ…まあ、
周りの同級生よりも大人びてる感じするし。
そ、それは大丈夫なの、??
だって、…スタンリーのお友達なんだし。
スタンリー、静かだな…なんか怒ってる、?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!