朝
昨日のことがあってあまり眠れなかったな…
誰からがいいんだろう…
コンコンコン
チーノ様っ
こんな朝早くに。
そっか…昨日のことがあったから…。
これで、誰かを手懐けるきっかけになるかもしれない…し。
無理…か。
そうして、あなたとチーノは、食堂に向かった。
バシャッ
頭から水が降ってきた…。
てか、水がかかった私より、かかってないチーノ様の方がビックリしてたけど()
不服そうにチーノが言う。
女にふさわしい格好…
救世主☆ロボロ様…
ロボロはため息をつく。
大先生も納得したよう。流石ロボロだね
と、言い残して中へ入った
中
シャオロン様っ…
エーミール様っ…
コネシマ様っ…
ここで諦めたら…
チーノは驚きの表情を浮かべる。
ここで一人は手懐けとかないと…
こう見えて結構メンタル強い方やと思う。知らんけど
ゾム様…女が死ぬほど嫌いな幹部…
っ…
チーノ様…チーノ様まで巻き込まr
ロボロ様…
ショッピ様…
っ…
しくったな…そうするしか…ないんかな
部屋
なにも…できなかった
たださんざん言われて…言われただけで…
…こんな自分でいいのか…
コンコンコン
食事中のはずのロボロ様が来た。
約束を守って、ロボロは笑顔。
そっか…誰からにするか…
質問を質問で返す。
大先生…鬱様…、さっき水かけられたな…。
ロボロは子供っぽい笑みを見せて、
その可愛らしい笑顔が、あなたの頭に残った。
あなたは、鬱先生の部屋に向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。