前の話
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ここは人ならざるものが存在し、超能力【幻天】を持つ者がいる世界。
17世紀ギリシャのある雷雨の時、1人の女性が買い出しに行く途中、雷が運命であるかのように女性に直撃した。
その後すぐに病院に運ばれた女性にはおかしな力が宿ったのだ。炎を操ることが出来ようになった。
その出来事が広まると、様々な場所でそのような力を持った者がいると話題に。
力を持ったものは2割しかいなかったもののその力は強大で幻想的な天使の力、そしてその力はその人自身の人柄を表すものとして【幻天】、ギリシャ語で原点を表す【アルケー】と言われた。
その後、研究者が幻天を使い動物と人間を組み合わせたキメラを作った。キメラは多種多様な者がおり、キメラとキメラを混ぜることで空想の生き物の遺伝子を持つものも産まれた。吸血の能力と飛行能力の遺伝子を持った動物を組み合わせ、さらに人間の遺伝子をいれ吸血鬼を生み出すなどの実験をした。
「動物への冒涜で最低な実験だ」
「動物を使い人間を強力を進化させる最高な実験だ」
と言われ、後に【史上最低で最高な実験】と言われるようになった。
2XXX年、史上最低で最高な実験から数年して誕生した名門の鬼族、白神家に3人の男の子が生まれた
どの子も可愛らしく、尚且つ鬼族特有の身体能力強化の幻天を持っていた。
しかし、両親は次男だけを愛していた。
長男はそんな裕仁に嫉妬し、憎しみどす黒い感情を向け、弟を殺し両親の気を自分に惹かせたかった
三男は裕仁に対して羨ましいと思うことはあったが憎みはしなかった。
だが彼は皆で笑いあって食卓を囲むような家庭を望んでいた。
次男の裕仁は産まれた時から親に監禁と変わらないような生活で、勉強は優秀な家庭教師を雇い、親には兄弟とは関わらないよう言われ過ごしていた。幼い子供の裕仁には何が正しく何が悪いのかも、何故兄弟と話しては行けないのかも分からず親に言われたその通り行動していた。
そんな謎に包まれた生活も終わりを迎える。
幻天持ちの者は全寮制中高一貫校【デウスエコール】に通う義務があった。
中学1年生になった裕仁はデウスエコール通うことになり、親とほぼ関わらない生活を送ることとなる。
裕仁視点
ガラガラ
先「皆さんおはようございます」
皆「おはようございまーす」
先「今日から3年間、君たちの担任となりました__です。よろしくお願いします」
皆「よろしくお願いしまーす」
これが入学最初の記憶
ここから楽しい学校生活を送れるはずだ
…そう思っていた












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。