第5話

5.
23
2026/05/31 02:49 更新
江戸川乱歩
僕がもう少し早く推理して忠告してたら……
どうやら其の付近で別件の依頼が在ったらしく、帰り道に爆発に巻き込まれたらしい。
中島敦
乱歩さんの所為じゃ無いでしょ!
宮沢賢治
……あのー
宮沢賢治
あなたの下の名前さんって方は、どんな人ですか?
国木田独歩
彼奴は……
そう云い、国木田さんが写真を出す。
泉鏡花
此の人があなたの下の名前さん?
国木田独歩
嗚呼
国木田独歩
与謝野女医辺りが詳しいぞ
中島敦
与謝野女医が……?
国木田独歩
同僚らしいぞ
中島敦
そうなんですか?
与謝野晶子
嗚呼そうさ
あなたの下の名前さん、古株なんだ。
事務員
……あの!
中島敦
何ですか?
例の事務員さんだ。
事務員
……あなたの名字さん、居ますよ?
事務員
鎌持って
武装探偵社員
え"
中島敦
か、鎌って事は……
泉鏡花
死神?
其の瞬間、探偵社内が沈黙に包まれた。
ただ、コピー機とパソコンだけが音を立てていた。
あなたの下の名前side
嗚呼、そうだった。
私はもうとっくに死んでいる。
昔会った赤髪寄りの少年は元気だろうか(?)
少年、と呼べる程では無いが。
探偵社は楽しかった。
もう悔いは無い。
普通に「祓って」と死神は祓えるのか……?
まぁ良いや、此の言葉は届かない。
然し、紙なら見えるだろう。
私は鉛筆を持ち、こう書いた


   「私、あなたの名字あなたの下の名前を死神として祓って下さい。」
                         と。
何か第一作以降、小説の文才が欠けた気が……

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