どうやら其の付近で別件の依頼が在ったらしく、帰り道に爆発に巻き込まれたらしい。
そう云い、国木田さんが写真を出す。
あなたの下の名前さん、古株なんだ。
例の事務員さんだ。
其の瞬間、探偵社内が沈黙に包まれた。
ただ、コピー機とパソコンだけが音を立てていた。
あなたの下の名前side
嗚呼、そうだった。
私はもうとっくに死んでいる。
昔会った赤髪寄りの少年は元気だろうか(?)
少年、と呼べる程では無いが。
探偵社は楽しかった。
もう悔いは無い。
普通に「祓って」と死神は祓えるのか……?
まぁ良いや、此の言葉は届かない。
然し、紙なら見えるだろう。
私は鉛筆を持ち、こう書いた
「私、あなたの名字あなたの下の名前を死神として祓って下さい。」
と。
何か第一作以降、小説の文才が欠けた気が……











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。