ユンギは驚いたのか思い切り私を押し遠ざけた
ユンギ「なにすんだよ!!//」
ユンギは肌が白いから、赤くなるとすぐに分かるんだよ
「ユンギの、バカ!!」
ユンギ「ッ!!?」
「それでも好きだって言ってんのよ!!///」
「あなたは.....優しすぎるのよ.....」
「反省して不登校になるなんて........そんなの馬鹿みたいに優しすぎる」
自分の将来を捨ててまで、反省するなんて
「呆れちゃうくらい優しいよㅎㅎ」
ユンギ「ッ!?」
「ユンギは、本当はものすごく素敵な男性なんだよ.....私はそれに気づいたから」
「こうやって今、あなたに愛を伝えられる」
「何度だって言うよ、私はあなたを愛してる」
こんな単純な言葉でしか、あなたに気持ちを伝えられないけど..
どうか届いて....
その凍りついた心を........溶かさせて...
もう自分一人で苦しむのはやめて.....
「ッ!!?」
すると、ユンギは初めて
私の前で、涙を流した
そして、片方の口角を上げて、私の大好きな顔でニヤッと笑った
ユンギ「.....ㅎ、後悔すんなよ?」
「えっ.....んッ!?///」
気づいたら、私達はもう一度唇を重ねていた
「プハッ!!///.....こ、後悔?」
ユンギ「俺と付き合って、後悔すんなよって言ってんのㅎ」
その目は、今まで見てきた中で1番優しく
とても甘かった
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。