第11話

拾「街逢引」
975
2024/10/29 09:23 更新
わぁぁぁぁありがとうございますっ!!

私がいない間に結構伸びてて驚きです…ありがとうございます…







ということで大変長らくお待たせさせたであろう本日更新させていただきます。

いやぁ…もう眠いですなう(2024/10/29 00:58:11)

ということで誤字は皆さん捜索隊にお任せします。見つけたらご報告くださいませ。ということでおやすみ()


【追記】家のWi-Fiが壊れたが故、すぐに返信ができない可能性があります。




誤字修正前 : 2024/10/29 2:00
 
liura
〜♪

上機嫌に鼻歌を歌いながら俺の横で歩くりうら。今日は寄り道がしたい、と神社?寺?には直進せず、街に出向いた。

俺も久しぶりに街に行くからちょっとわくわくする。
Naiko
久しぶりだなぁ…
liura
んー何が?
Naiko
ぁいや、街に行くのが

俺はあまり街に出ることはなく、買い物などは普段家から近いスーパーやコンビニを活用してる。

街へ出る、といっても電車もあるし歩いて20分もしないうちに街へ出ることが可能なので、りうらと一緒に歩くことにした。

liura
へぇ、りうらも久しぶりだよ…んーと…100年くらいは行ってないからなぁ
Naiko
100年って……
Naiko
こんな愛らしい見た目してて知らない人が訊いたら度肝を抜かれるね

100年ってことは大体…大正時代とか、昭和らへんだろうか。だったらりうらの目に映っていたのはモダンな景色だろう。

今とのギャップを楽しんでそうな。

liura
よくみんなで行ってたんだけど、総大将がいなくなってからあまり行けずじまいでねぇ…最近忙しかったし


そっか、旧総大将が行方不明だって…、

liura
あっ、この建物懐かし〜!

りうらが目をキラキラさせながら向けた先には、現代風の建物に挟まれて鎮座しているレンガ造りをした建物。

今も昔も変わらず銀行らしいけど、入ったことはない。

Naiko
りうらの時もあったの?
liura
うん、良い外観してるよね〜レンガ造りも当時人気だったし
Naiko
凌雲閣とかも?
liura
そう!
liura
今は無いけど、前に1回だけ行ったことあるんだよ。結構映え多いからおすすめ

凌雲閣というのは、大正時代の建物で展望台だったりとか店舗がいっぱい詰まったデパートのような建物。
Naiko
いや、もう今無いからね?w

1923年の関東大震災で半壊したため、取り壊されて今はもう無い。
liura
あ、そっか

一応大阪にも凌雲閣はあったらしいけど、どっちにしろ現存してない建物だ。
liura
いむしょーの2人と行ってたの懐かし〜

確かに、あの2人は比較的若そうに見える。
とか言いつつ軽く300年は生きてるだろうけど。
Naiko
じゃあほんとに久しぶりなんだね
liura
うん、!



Naiko
ところで何処行くの?
liura
うーん、決めてないけど…なんかお買い物したい!

お買い物、かぁ…。
確か近場にデパートがあったはず。
Naiko
そっか、じゃあデパート行ってみよ

道なりに行けば繁華街がある。そこまで歩いていけばほぼ着いたと言っても過言ではないだろう。
liura
百貨店だね!りょーかい!!

脳内で和名に変換されてる……。




liura
あ、これとか似合うんじゃない?
liura
あれも良いかも
liura
ちょっとこれ持ってて
 
Naiko
あ、うん…
 

ただいま、りうらくん暴走中です。


ぁいや、暴走というか、なんかめっちゃいつもと違うと言いますか……気合いが入ってるというか楽しそうというか()

買い物好きなんだなぁ…。

ちなみにデパートに来て真っ先に来たのはここだ。つまみ細工や簪、和食器など、和の小物がいっぱい売ってある店舗。


要するは、総合和雑貨ショップ。


りうらにも合うもの買えるかなーと思って連れてきたけど……うん、思いの外喜んでくれてよかった。
liura
あ、これ可愛い

りうらが目を向けたのは、瓶にたくさん詰まって並べられた飴。ビー玉のように色彩豊かな飴の他にも、絵柄がたくさんある組飴も売られていた。
Naiko
飴だけどね…買う?お土産用とか
liura
うん、買っていこうかな

他にも店の中をくまなくまわり、りうらはいろんなものに食いついてた。「これあにきが喜びそう」とか「これいむしょー持ってるやつだー」とか。

今目の前にしている色とりどりの簪にもじっと目を離さず選別してるようだった。
Naiko
なんか気になるもんあった?

あまりにも真剣に考えるもんだから、少し声をかけてみると、りうらは視線をあげ俺に目を合わせてくる。
liura
結構ね…ちょっとないくんそこ立って

りうらが指差す場所に立つ。

指定された場所の目の前には置き鏡があって、俺の首から上を反射させ写していた。

liura
…うん、うん……あ、意外とこれ似合う

Naiko
ええっと…りうら?
liura
ん?
Naiko
簪買うのはいいんだけど…自分のじゃないの?

さっきからりうらは鏡の前に立った俺の隣でいろんな簪を合わせて鏡をチェックしている。俺に選定?
 
liura
だってこれないくん用だし
 
Naiko
え?
liura
お?いやだって、ないくん持ってないでしょ

何をそんな疑問に持ってんの、なんて顔をして簪に目を落とすりうら。
Naiko
そうだけど…俺髪短いし、付けれるか……
liura
分かってないねないくん。簪は贈ることに意味があるの


liura
せっかくのなんだし、?

満面の笑みでそう言われる。
Naiko
で、デート…、?!

いやいやいや、そんなゴリゴリにリア充みたいなそんなこと…。…………うーん…。


確かにやってることはリア充だけども()

もういいや考えるの面倒になってきた。
Naiko
そっ、そっか…、、、


その後いっぱいりうらは簪の吟味をし、俺も気になった和風のピアスを1つ購入した。

あと、他の妖怪たちのお土産として飴も買った。りうらは簪と、あと個人用〜って言いながらつまみ細工のものを買っていた。

liura
んー…なんか、お腹空いたかも

そういった瞬間、りうらのお腹から音が鳴った。
Naiko
ほんとだねwどっか喫茶店でも寄って行く?
liura
え?行くッッッ!!!

目をキラキラさせながら身を乗り出す。まるでこれからいっぱい遊ぶ子供みたいな表情。少し幼い顔だからほんとに子供みたい。 
liura
あ、そうだ忘れないうちに…

紙袋から、りうらはさっき買った簪の入った桐箱を俺に手渡した。
liura
はい、これりうらから
Naiko
あ、ありがとう…ほんとにいいの?高かったんじゃ…
liura
もーいいのいいの!!はい!いっぱい考えたんだから大事にしてね!

ちらっとお会計の時に見てたけど、簪は確か銀系の玉簪にいっぱい装飾の付いたものだった。
センスばり良って思ってたけども。


まじ大事にする。
Naiko
ありがとう…

手から提げていた紙袋の中にそっと入れておくことにした。









???
おい、りうら

急に誰かから声かけられた、なんて思ったらぐっと俺の手首が掴まれた。

Naiko
うおっ、!?
???
抜け駆けすんじゃねぇよ

ぱっと声の方へ視線を送ると俺よりも身長が高く、青の艶髪で海のような蒼色の瞳。俺と同じ制服を着ている…と思ったけど旧制服のデザインで少し違っていた。

なんだこのイケメン。顔立ち綺麗すぎだろ。
liura
ふっ、まろが遅いだけってかしてないし
 
Naiko
……は、待って?…まろ……?
 

そう言われると似てる。青髪に綺麗な顔立ちに、俺より身長が高いところとか……。
そういや確かに旧制服なのも普通に考えたらおかしいはず。


でも、猫耳も尻尾もない。

if
まろやって、!!え、気づかへんかったん?w

目を細め、少し笑いを交えつつ甘い声を出しながら俺を手繰り寄せてきた。
Naiko
やっぱ普段の服と違うし、猫耳とかないし…
if
ないこにとって俺の判断材料は猫耳だけなん?w

そんなことないけど……高身長+青い+猫耳が俺の判断材料…だろうか。
Naiko
猫耳が1番見分けやすいかなぁ



if
ところでこれからどこ向かうん?
Naiko
えっと、りうらときっ…ムグッ
liura
まろには関係ないでしょ

言い途中で、りうらに口を塞がれ腑抜けの声が出る。そのまま引き寄せられ、肩がりうらにぶつかった。
if
いやいや、俺も同行したいなぁ思って

その肩にまろが手を置き、鋭い目線をりうらに向ける。
なんでこんなピリピリしてんの…?
liura
なっ…!?今はりうらとねぇ…
if
ないこはお前のもんちゃうやろ
liura
まろのでもないじゃん!!
 
Naiko
まぁ…そんな圧かけんでも…3人で行けば良いじゃん?
 

なんか雲行きが怪しいと思い、2人の中に割って入る。
liura
むっ……ないくんがそういうなら…
if
ほんま!?さっすがないこ分かってる!

頬擦りをしてきたので流石にそれは振り払った。


というか、なんでまろもここにいるんだろ。

とか言って、まだ他の妖怪もいることを俺ら3人とも知らなかった。



liura
抜け駆けしないでよね
if
そっちこそな


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