なんか...少し不思議な夢を見た気がする......
何があったかは覚えていないけど、なんか...変な夢......だったんですかね...?
.......あと、零さんの目が若干潤っている気がする
どうしたのでしょう.......
そんなに寝ていたのか......
まあ...寝ていたとしても1日くらいでしょうか.......?
そんなことを考えていたら、少し沈黙の時間が長すぎたのか、零さんが声を震わせて
......と言った。
.........え、?という困惑の気持ちが膨らむ。
そんなに私は長い間寝ていたの...?
あまりにも、寝すぎではないか...?
自分ながらそう思ってしまう
そんな時に、ガラガラガラという扉の開く音が聞こえた。
と言いながら入ってきたのは、長い髪の男の人...?いや、長さ的に女の人...?の、白衣を来た人だった。
声的には男の人だから、きっと男の人だとは思う。
そう言われると、零さんはすごく落ち込んだような目をし、表情は固めていた。
そこで何かを察したのか、流星先生がそう言ってくれた。
まるで、幼い子供をなだめるような声色や雰囲気でもあった。
そう言われたが、私の話はしっかり聞いておかないとと思って、直ぐに「聞きます」と返事した。
そしたら、流星先生は少し安堵したような表情を見せ、「そう言ってくれて助かるよ」と言った。
私の表情も、少しづつ笑顔や感情が消えていく感覚がする......
でも、流星先生は続けて
......と言った。
零さんが必死に看病してくれていなかったら私はいつ起きていたのだろう。
でも、毎日看病してくれていたという事実がとても嬉しい。
本当に感謝しかない。
そんなことを考えていたら、流星先生がため息をついた。
そして、唐突に
......という、耳を疑うような事を言ってきた。
しかも、その薬というものは黒と灰色のカプセル型のもので、とても怪しい見た目をしている。
無言の圧を感じる.......
なんか、目線で「飲め」と訴えてきている感じがしている
...いやでも、あまりにも怪しすぎる。
でも、飲まなかったら飲まなかったで絶対怒られる......ような雰囲気がある
......どうにかして、長引かせたい。
そんな思いが口に出て、"じゃあ、余命あと1週間の時に飲みます。”という言葉を紡いだ。
そしたら
そう言われると流星先生は目を逸らした。
少し自覚があったらしい。
......めっちゃ飲みたくない色をしている...飲む時がどうかなるべく遠くの未来になりますように。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。