第41話

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2025/09/12 23:04 更新

















童磨
……
鬼殺隊
……っ?!……上弦







童磨様に抱かれながら帰っていると、鬼狩りに会った。







邪魔しないでよ……








私が童磨様と静かに過ごしていたのに……






鬼殺隊
…水の呼吸、壱の型
鬼殺隊
水面斬り!!






鬼狩りは刀を振りかざして私たちを襲ってくる。









いつもなら、童磨様が守ってくれるからと思って黙ってじっとしているのだけれど、今日は違った。




あなた
……






私と童磨様の時間を邪魔された事が、不快で仕方がなかった。








この人に対する嫌悪感が、私の身体を支配した。







あなた
血鬼術_






本当に腹が立つ







どうして………どうして邪魔をするの?










せっかく童磨様が私だけを見てくれているのに






腕に力を込めて童磨様に抱きついた。それと同時に、体が燃えるように熱くなって、私の周りに小さな金魚が何体も現れた。





あなた
……?!






その金魚たちは皆鬼狩りの方に向かっていき、ぐるぐると回りながら斬撃を入れようとしていた。




鬼殺隊
…っ!
童磨
わぁぁぁ…!すごいねぇ
童磨
いつの間に血鬼術を使えるようになったんだい?
あなた





童磨様はその金魚たちを見て言った。






童磨
まだ弱いから、こんなものすぐに避けられちゃうけど
童磨
俺がちゃんとトドメを刺しておくから大丈夫だよ






童磨様は私を抱いたまま一瞬で鬼狩りに近づき、扇を振り下ろした。目で追えないくらいの速度で、とても正確で、冷静だった。







鬼狩りは一瞬で地面に倒れた。











血の匂いにも、死体にも、もう慣れてしまった。







童磨
……すごいね!あなたの下の名前ちゃん







童磨様はニコニコしていた。すごいのは童磨様で、私は何もすごくない。



































〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜









それから屋敷に着くと、童磨様は私の部屋に向かった。






童磨
あなたの下の名前ちゃん?
あなた
…童磨様……やだ…離れないで








自分の部屋に着くと布団に降ろされそうになったから、咄嗟に童磨様の身体にしがみつく。







童磨
俺があなたの下の名前ちゃんから離れるわけないだろ〜安心していいよ
童磨
あなたの下の名前ちゃんは弱いから、俺がいないと死んじゃうもんね







童磨様はいつも通り笑いながら言った。








軽くあしらわれてしまったような気がした。





童磨
でも、いつ血鬼術なんて覚えたんだい?
あなた
…分からない……です





私は十二鬼月のように強くなりたいとは思わないし、物騒な世界を見ているのは好きじゃない。








今回の血鬼術も、出そうと思って術を出したのではない。









本当に嫌で、襲ってくるのに腹が立って、気づいたら血鬼術が使えていた………そんなところだと思う…





あなた
…童磨様のために……
童磨
ぇ?
あなた
血鬼術はどうして使えたのか分からないけど、童磨様を守るために………強くなりたいと思ったら………






童磨様の気を引くための都合のいいように言った嘘だったけど、全て嘘な訳ではない。






童磨様を守るより、私が守られていたい。弱く、可哀想なままでいい。





童磨
俺のために強くなろうとしてくれているんだね!偉いよ!
童磨
そうゆうあなたの下の名前ちゃんも大好きだよ
あなた
…////





童磨様は私を抱きしめて、私の唇をペロリと舐めてくれた。







































※無断転載やめてね


主が3日かけて考えた、厨二病みたいな血鬼術。





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