『…。』
気がついたら、なにわ男子のCDを買っていた。
早く帰って聞こかな。
7枚買ったし、なんか、、オタクみたい。
〜帰宅〜
『…(泣)』
聞いてると、私のパートだけが歌われて無かった。
私を、、私の存在を残してくれていた。
”いつでも戻ってきて”
そう言われてる気持ちになった。
『世界に一つさ 特別なそのSmile』
みんなに、1文字1文字気持ちを込めて送った。
この気持ちが少しでも届きますように。
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長尾「お姉ちゃんから、メール来た。」
大吾「あ、俺も。」
藤原「…買ってくれたんやな。」
流星「届いたんですね。」
恭平「もう一回、来てくれへんかな。」
道枝「あなたちゃんの歌声聞きたいな…。」
大橋「思い通りにいかへんもんやねんなぁ。」
・
・
『よし、決めた。』
『女優になったからには、スターになってみんなと共演する!』
いつか、自分の力で会いに行くからね。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。