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第27話

独占欲
500
2025/07/11 14:39 更新
私は閃いた。


心の声が聞こえなかった時にされたことを


そのままやり返してやろうと。


あなた
ここ、来なよ。


正座を崩して床に座り、トントンっと膝を叩く。




得意げに目を細めて少し笑いながら私は言った
あなた
(さぁ、どんな反応する?)
凛

下まつげ君はベッドから下りて



こちらに近づいてくる。



そして、下まつげ君は



まるで私の膝を枕のように普通に頭を乗せてきた。


凛
ほら、来たぞ。
あなた
え、あ、は?




明らかに私は動揺していた。


凛
「焦ってる顔も可愛い。」
凛
「あなたの下の名前(ひらがな)の膝枕、落ち着く。」
あなた
(え、まっ、ええ?あ、ちょちょちょ、ん?は?え?まてまてまて何故私が動揺してる?)
凛
早く食わせろ。
あなた
…ご、ごめっ、やっぱどいてっ、くださいっ。
凛
フンッ、顔真っ赤じゃねぇか。照れてんじゃねぇよ。


この状況が恥ずかしすぎて



思いっきり立ち上がってしまった。



凛
あだっ



床に頭を打った下まつげ君



あなた
あ、ごめん。
凛
おまえ…
凛
ざけんなっ、


少し怒られました。







凛
はぁ…いいから早く食べさせろよ。
あなた
はいはい



スプーンでお粥をすくい



下まつげ君の口へと運ぶ



あなた
はいあー…
凛
あー、
あなた
(ふっ、このまま普通に食べさせると思った?)


パクっとかぶりつこうとした瞬間



スプーンを遠ざけ、その罠にハマって



カツンと音を立てる下まつげ君。

凛
……くっそ、このやろっ
凛
「恥ず」
あなた
ふふっ、はっw
凛
何笑ってんだよ
あなた
いやっ、あんまりにも下まつげ君がマヌケすぎて
凛
ハッ、もういい。飯なんざ自分で食べられる。
凛
「ほんとはあなたの下の名前(ひらがな)に食べさせて欲しいけどな。」


私からスプーンを奪い取って



自分ですくって食べようとしている。


あなた
素直じゃないなー。
凛
お前に頼ると、ろくな事ない。
あなた
たしか前に、数学のとき教えた時も下まつげ君に違う答え見せてた記憶ある。
凛
ほら、そうだろ。


ご飯を少しずつ食べながら、横目で私を見る。

凛
まあ、別にいいけどな。お前が隣にいてくれるだけで。
凛
「そんなお前も好きだ。」
あなた
それはそれは、どーもどーもー。
凛
どういう意味か分かってんのかよ。
あなた
まあ、安心する存在ってことですよね


大きくため息をつく下まつげ君

凛
そういうことにしてやる。
あなた
…ねぇ、
凛
あ?どうした。


思っていることを口にしようとするも



結局は言えなかった。


あなた
…ううん、やっぱなんでもない。
あなた
じゃ、ご飯も食べ終わったし、寝れば多分治るよ。


下まつげ君をベッドに横たわらせる

凛
お前はそればっかり言うな。俺に早く治して欲しいんだろ
あなた
うん。
あなた
(そうじゃないと学校楽しくないし。)
凛






無言で腕を引っ張られベッドに引きずり込まれる。





あなた
わっ、ちょっ!!
凛
早く治して欲しいんなら、お前は俺の抱き枕にでもなっておけ。




私は大きな胸筋を目の前に、



下まつげ君に抱きしめられていた。





あなた
???????????
凛
「あったか、こんな体もちっせぇのか。」
凛
「可愛い」
あなた
(抵抗したら余計離れられなそうだし、もうこのまま寝るしかない?なにこの状況)
凛
あなたの下の名前(ひらがな)、おやすみ。
あなた
…うん、?おやすみ?
凛
なんで疑問形なんだよ。……まあいい。
凛
「俺のあなたの下の名前(ひらがな)、ずっと俺のことだけ考えてて欲しい。」
凛
「人に取られんの、やだ。……お前は、俺だけを見てろ。」











あなた
……はぁ、








    ''もしかして下まつげ君って独占欲強め?''

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