第17話

第十七話 事件発生
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2026/01/15 04:35 更新
視点:山姥切長義





突然、女性の悲鳴が聞こえた。
悲鳴が聞こえた方向は厠。そう、佐久由香里が殺されたんだ。
なんで知ってるかって?調査に行く世界の歴史は覚えておかないとね。これから起こる出来事は全て端末で調べられるようになっている。どれが正史でどれが偽史か……。ちなみに自分で作ったよ。だって、こんのすけが居ないからね。
「さて、そろそろ探偵君達が来るかな」













遺体が発見され、警察が入ってきた。
なにやら探偵君とは知り合いらしい。
少し話し込んでから、事情聴取が始まった。
「第一発見者は貴女ですかな?」
と、一人の番組スタッフに話しかける。
さっき佐久由香里の居場所を聞いた女だ。
「はっ、はい!立花 彩葉いろはといいます!」
「発見時の状況を詳しくお願いします」
そう言ってメモをとり始める。
「御手洗に行ってからしばらく戻ってこなかったから様子を見に行ったんです。そしたら、口元が血塗れになってて……」
「そうですか…矢張りこの情報だけでは分かりませんな」
「あ、そういえば、由香里さんは何処にいるかって長義さんが聞いてきました…」
「長義さんというのは?」
「あの、銀髪の方です」
余計な事を…。犯人候補になる予定は無かったんだが…、史実通りか確認する為に接触したのが間違いだったか。
「少しお話を聞いてもよろしいでしょうか?」
「あぁ、構わないが……」
「何故、由香里さんを探していたんですか?」
「彼、小五郎君に合わせようと思ってね。彼女はファンとの交流が多いから」
「本当かね?毛利君」
「あぁ、本当のことだ」
「長義さん。ご協力感謝します」
「うん。また何かあったら聞くといい」
さて、探偵君達の方へ行くとするか。
「コナン君はここに居て良いのかな?」
そういえば、と思って聞いてみる。
いくら頭がいいとはいえ、まだ小学生位だと思うし、変な感じはするけどね。
「コナン君は僕が責任をもって見ているので、大丈夫ですよ」
安室君がそういうと、コナン君が此方を見てくる。
「長義さんもここに居て大丈夫なの?殺人事件だよ?」
「直接遺体を見ている訳でもないからね…けど、流石に少し怖いかな」
事件の発生率が。と心の中で付け足しておく。
ストーカーに殺人、米花町は危なっかしい。
「コナン君、あの警察と知り合いみたいだけど」
「よく事件に遭遇しちゃうからね、僕」
「へぇ…。慣れとは恐ろしいものだ」
こればかりは本当に恐ろしい。
だってここに居る人たちに焦っている人がいないのだから。
「さぁ、探偵君達は事件に集中するんだ。
推理の途中で話しかけてすまなかったね」
「いえいえ、気分転換してもっと集中できるようになりましたよ。ね、コナン君」
「うん!ありがとう長義さん!」
そう言い終えると二人が話し合い始める。
そういえば、小五郎君は何をしているのかな。彼が本業で探偵をしているのに。
この者達についても調べないといけないね。
道具紹介
山姥切長義作。未来の事が書いてある端末
こんのすけが着いてこないという事が分かって、一から歴史を調べ完成させた物。端末はタブレット型。
ちなみに、裏面に自分の刀紋を書いてある。

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