Bourbon side___
廃工場でVermouthと任務をこなす
たった今、その任務が終わったところだ
『 女の勘 』
思えば恐ろしいな
だって今の発言は的中しているのだから
、、、なにを言い出すんだ、この女は、、、
もしかして、あなたのことか、?
Vermouthの声に
自分の心が震えている気がする
しかし___
『 まだ分からない? 』
『 さっき、妹と弟がしたことと同じよ 』
『 人助けに訳なんている? 』
どういうことだ
なぜ彼女が僕の近くにいることを、?
何者なんだ
この女は、、、
15年前___
酷く低い男の声に体が震える
暗くて冷たいコンクリート
11歳ながらにして突きつけられた訓練
そして2年経った今、何かが変わろうとしている
悪い方向、茨の道へと
とにかく怖かった
この孤独と不安が頭を駆け巡る
気味の悪い感覚が、、、
『 Valencia 』
その名前に、覚えがあった
若い男、年老いた老人、女のような男、
色んな情報がある謎の人物
でもこれだけは共通の特徴だった
『 左目が義眼 』
そんな得体の知れない人物の気まぐれで
私はこんな残酷なCodenameを与えられてしまったのか
暗くて息が詰まりそうなほど苦しい幹部へ
行かなければならなかったのだろうか?
この世は残酷だと
13歳ながらにして突きつけられた現実だった
最初の任務は簡単なものだった
Vermouthも付き添ってくれたため
任務は無事完了した
その後も上手く任務をこなした
、、、つもりだった
突然連れてこられた小さくて無機質な部屋
薬品の匂いが充満し、息が詰まりそうだった
凍りつくような冷たい目に鳥肌が立った
いらない?、ペット?
単語の意味が分からない
ただ、ここに居てはダメだと
心の底から直感したのは間違いではなかった
痛くて痛くて痛くて
叫び続けた
そこで何かがぷつんと切れて
何も感じなくなった
毎日のように飛んでいく意識の中は
まるで感情が無くなったように
空っぽだった
そんな日々が続いたある日___
それを聞いた瞬間、
失いかけていた感情が怒りとなり私の心を蝕んだ
私は薬を飲まされた直後
怒りに任せて
痛みに耐えながら外へと走り続けた
それは組織の幹部として任務を初めてした日から
丁度1年経った頃だった
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
Valencia
リキュールをベースとするカクテルで
朱色の鮮やかなカクテル
カクテル言葉は『 お気に入り 』
不定期になるかもです、、、(。>ㅅ<。)💦sorry…













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!