第24話

23-黒くて残酷な気配
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2023/10/24 13:48 更新
Bourbon  side___

Vermouth
Bourbon、これで任務完了よ


廃工場でVermouthと任務をこなす



たった今、その任務が終わったところだ

Bourbon
分かりました
Vermouth
所で貴方、
Vermouth
彼女でも出来たのかしら?
Bourbon
何を言うんですか?
Vermouth
気にしないで、女の勘よ


『 女の勘 』



思えば恐ろしいな



だって今の発言は的中しているのだから

Vermouth
Bourbon、昔話でもしましょ?
Bourbon
おや、珍しいですね
Bourbon
貴女が昔のことをお喋りするなんて
Vermouth
別に、ただの気まぐれよ





Vermouth
15年前、組織にある少女がいたわ
Vermouth
組織に必要な重要人物であり
Rumとあの方のお気に入り
Vermouth
生死は不明なまま
Bourbon
ほぅ、、、
Bourbon
組織に必要、というのは?
Vermouth
結果的には組織の目的のためである薬の
実験台だった


、、、なにを言い出すんだ、この女は、、、



もしかして、あなたのことか、?

Vermouth
組織に嫌気がさし
ある毒薬を飲み逃走
Vermouth
本来ならばすぐに見つけ出し
始末しなければならない存在


Vermouthの声に



自分の心が震えている気がする



しかし___

Vermouth
でもね、Bourbon、、、





Vermouth
私は助けたいの





Vermouth
心の優しくて強い私の宝物を







『 まだ分からない? 』





『 さっき、妹と弟がしたことと同じよ 』





『 人助けに訳なんている? 』






Bourbon
貴女らしくない話ですね
とても信じられない
Vermouth
信じたくないなら信じなくてもいいわよ
Vermouth
喋りすぎたわね
Vermouth
忘れて頂戴
Bourbon
最後に質問をいいですか?
Vermouth
なに?



Bourbon
Codenameは、、、?





Vermouth
本人から直接聞いたらいいじゃない?





Bourbon
ッッ、、、!?


どういうことだ



なぜ彼女が僕の近くにいることを、?

Bourbon
意味が分かりませんね
Bourbon
僕の近くにいる、ということですか?
Bourbon
生死は不明なんですよね?
Vermouth
、、、知ってる?





Vermouth
、、、a secret makes wman wman女は秘密を着飾って美しくなるのよ、、





Vermouth
必ず守り抜きなさい
Vermouth
Jinが動き出すわ
Vermouth
貴方ならこの意味が分かるわよね?





Bourbon
、、、


何者なんだ



この女Vermouthは、、、



15年前___

.
おい、Vodka、、、
.
ちゃんと中にいるんだろうな





,
もちろんですぜ、兄貴、、、
,
あの、へルエンジェルの片割れが、、、





.
ふん、、、気味がいいぜ
.
あの女と似た顔が怯える表情を
.
拝めるんだからよォ





酷く低い男の声に体が震える



暗くて冷たいコンクリート



11歳ながらにして突きつけられた訓練



そして2年経った今、何かが変わろうとしている



悪い方向、茨の道へと



とにかく怖かった



この孤独と不安が頭を駆け巡る



気味の悪い感覚が、、、






.
Codenameは、、、










Valenciaバレンシア










(なまえ)
あなた
ッッ、、、












Vodka
出てこい
(なまえ)
あなた
は、初めまして、、、
Jin
よォ、、、宮野あなた、、、
Jin
これからはValenciaだったか、、、
(なまえ)
あなた
はい、、、
Vodka
それより、兄貴、
Vodka
こんな13歳のガキに
Codenameを与えるってことは
Vodka
相当、鍛え上げられたんでしょうかい?
Jin
ハッ、、、そんな複雑な話じゃねぇよ





Jin
単なるRumの気まぐれさ





(なまえ)
あなた
Rum、、、

その名前に、覚えがあった



若い男、年老いた老人、女のような男、



色んな情報がある謎の人物



でもこれだけは共通の特徴だった



『 左目が義眼 』



そんな得体の知れない人物の気まぐれで



私はこんな残酷なCodenameを与えられてしまったのか



暗くて息が詰まりそうなほど苦しい幹部へ



行かなければならなかったのだろうか?



この世は残酷だと



13歳ながらにして突きつけられた現実だった



最初の任務は簡単なものだった



Vermouthも付き添ってくれたため



任務は無事完了した



その後も上手く任務をこなした










、、、つもりだった










突然連れてこられた小さくて無機質な部屋



薬品の匂いが充満し、息が詰まりそうだった

(なまえ)
あなた
私はここで何を、、、?
Jin
ハッ、、、何って、、、





Jin
お前は、ただ、
されるがままにしとけばいい
Jin
要らなくなったペットを
再利用するだけだ





凍りつくような冷たい目に鳥肌が立った



いらない?、ペット?



単語の意味が分からない



ただ、ここに居てはダメだと



心の底から直感したのは間違いではなかった

(なまえ)
あなた
いや、、、ッッ
(なまえ)
あなた
辞めて、、、ッッ





(なまえ)
あなた
いやぁア゙ア゙ア゙ア゙ア、、、





痛くて痛くて痛くて



叫び続けた






そこで何かがぷつんと切れて






何も感じなくなった






毎日のように飛んでいく意識の中は



まるで感情が無くなったように



空っぽだった



そんな日々が続いたある日___

.
APTX4062
(なまえ)
あなた
、、、
.
お前の両親がラボで作った薬だ





(なまえ)
あなた
え、?





それを聞いた瞬間、



失いかけていた感情が怒りとなり私の心を蝕んだ



私は薬を飲まされた直後



怒りに任せて



痛みに耐えながら外へと走り続けた



それは組織の幹部として任務を初めてした日から



丁度1年経った頃だった











𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
Valencia




リキュールをベースとするカクテルで


朱色の鮮やかなカクテル


カクテル言葉は『 お気に入り 』

不定期になるかもです、、、(。>ㅅ<。)💦sorry…

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