「(苦手な小細工はしないでいくか。)オーダイル、引き続きハガネールにアクアブレイク!ハッサム!カブトプスにバレットパンチ!強行突破だ!薙ぎ払え!」
そう俺が言うと、オーダイルがアクアブレイクを特性、力ずくによる威力上昇(その反面、追加効果は出ない)させている状態でハガネールに再び繰り出した。
ハッサムは前のターンで剣舞をさせていて攻撃力を高めた状態でのタイプ一致に加えて、特性テクニシャンにより更に威力を増した先制技のバレットパンチをカブトプスに繰り出した。
「(現状の脅威はあのオーダイルかもしれませんね。ハッサムには効きませんが、スリップダメージで少しでも体力を削る!)ハガネール!砂嵐!カブトプスはアクアジェットでバレットパンチを相殺!」
ハガネールが砂嵐を撒き、オーダイルにスリップダメージを入れにかかった。
カブトプスはアクアジェットで相殺しようとしたが、ハッサムは攻撃力を上昇させてからのバレットパンチのため、完全には相殺できなかったようで、それ相応のダメージを負わせる事ができた。
「(砂嵐天候が続く限りカブトプスの特防が1.5倍か。しかも今からオーダイルにはスリップダメージが入ってる。雨乞いなんて覚えさせてねえし、仮にしたらカブトプスがすいすいの場合もあるし、どっちにしろ悪手か。…てか特防高くなってるけど、オーダイルもハッサムも物理型じゃねえか。)オーダイル、ハッサム!一旦ハガネールは無視だ!カブトプス1匹を2人がかりで倒しに行くぞ!オーダイルは馬鹿力!ハッサムはもう一度バレットパンチ!」
オーダイルの馬鹿力とハッサムのバレットパンチをモロに受けたカブトプスは耐えれる筈もなくダウンした。
「まずは1匹。」
「なら振り出しに戻させてもらいます!ハガネール!大爆発!」
ハガネールに大爆発を搭載してやがったか!
しかもあろう事か、ノーマルジュエルまで発動させやがった。
ハッサムは耐えられると思っていたがカブトプスのアクアジェットが予想以上に効いていたらしい。
そして等倍でスリップダメージも入っていたオーダイル。
さらに馬鹿力による能力ダウンにより、攻撃、防御が下がっていたため、このまま2匹が戦闘不能になった。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!