hbc「そういえば星導って彼女おらんの?」
昼下がりの小洒落たカフェの一角で、
友人の緋八マナから発された言葉に
コーヒーを飲んでいた手をぴたりと止める。
hsrb「いないいない、いるように見える?笑」
目をキラキラさせているマナには申し訳ないが、
彼女どころかいい感じの人もいない。
わざとらしく溜息をついてカップを置けば、
マナもつられてカップを置いて話し始める。
hbc「えぇ〜?いそうやけどな、星導
というか大学の時いい感じの人いる言うてなかった?」
大学の時にいい感じだった人。
ふと、ある1人の女の子の姿が脳裏に浮かんだ。
hsrb「…………いたよ。」
まっすぐな女の子だった。
ずっと、好きだった 大好きだった人。
あれは、大学生の時。
⋆✦
初めて取った講義で、今の時代では珍しくなってきつつある紙媒体での資料の配布があり
1個空席を挟んだ隣に座っていた女の子にそれを渡そうと「どうぞ。」と声をかけた。
しかし、彼女は前を向いたままで 俺の声は聞こえてないみたいで。
もしかして無視されてる?と思い 少し傷心しながらも彼女の隣にでも資料を置いておこうとすると、
俺に気づいた彼女は はっとした顔をしてこちらを向いた。
初めて見る顔だったが、大きくぱっちりとした目とさらさらした髪が可愛らしかったのを覚えている。
彼女はぺこぺこと頭を下げ、資料を両手で受け取った。
その時、彼女の耳に補聴器らしきものが付いているのが見えて。初対面だったし、何も聞かなかった。
これから仲良くなるかも分からなかったから。
けど、事が動いたのはその次の週の講義。
先週と同じ席に座ろうとすると、彼女もまた先週と同じ席に座っている。耳には、やっぱり補聴器らしきものが付いていた。
講義が始まり、いつも通りのあんまり面白くない話を聞いていたら
隣の彼女がタブレットの電源をつけては消してを繰り返しているのに気づき なんとなくそちらを見てみる。女の子はどうやら困っている様子だったから、声をかけてみた。
hsrb「……大丈夫?」
彼女は、先週と同じように俺の声が聞こえていない。それじゃあ、と 鞄にいつも入れてあるくせに使っていない手帳を取り出して
「大丈夫?」と書いて 彼女の机の方に差し出した。
すると彼女はそれに気づき、手帳と俺の方を驚いたように何度も見て 少し考える素振りを見せたあと 彼女もノートに何かを書いて俺に見せてきた。
“私は耳が聞こえなくて、いつも文字起こしで授業を聞いていたんですけど アプリの不調で文字起こしされなくなっちゃって”
俺がノートを読み終えたことを確認すると、髪を耳にかけておずおずと補聴器を見せた。
なるほど、だから声をかけても反応がなかったのか とここで初めて納得できた。
「良かったら俺のタブレット貸しますよ」と書けば、彼女はそれは申し訳ないですと言わんばかりに首を横に振った。
けど、この講義で授業を聞けない方がこの子にとって良くないだろうと思い タブレットのロックを解除して彼女に渡す。
hsrb「俺、それあんまり使わないから」
そう言ったあとに気づく。彼女は耳が聞こえないんだった。
改めて手帳に同じことを書こうとすると 俺の手を彼女の小さな手が止めた。
ほんのりあたたかくて、白くほっそりとした手だった。少し驚いて彼女の方を見れば彼女は
はっと我に返ったように手を離してノートを見せた。
“口の動きも頑張れば読めるんです”
と書いてある。
すごい、と自然に言ってしまう。
普通、そこまで読めるものじゃないし。
彼女はまた口の動きを読んだのか、花が咲いたような笑顔で笑った。
褒めてるの、分かったのかな。
そして、彼女も
あ、り、が、と、う、と口パクをしてくれた。
俺にも分かるように、ゆっくりと。
それと同時、胸の前においた左手に向かって右手を下ろし、また上げる。
小学校のときにやったことがある……確か、「ありがとう」の手話。
hsrb「ありがとう、で合ってる?」
そう聞けば、彼女は嬉しそうに顔を輝かせて頷いた。あとから聞けば、
彼女の名前はあなたの名字あなたさんというらしい。
それが、俺とあなたさんの出会いだった。
⋆✦
それから、俺はあなたさんに話しかけるようになって。……と言っても、ほんのすこしだけ。
大学内で会えば会釈して、講義の時は時々ノートの切れ端を使って会話をする。
遊びに行くなんてことはしていないが、俺はその時間が大切で、好きだった。
“あなたさんのリュックに付けてるそのキャラクター、好きなの?”
“小さい頃から好きなんです。”
講義間の休み時間、ノートに書いて聞けば
そう返ってきて、俺は相槌をうつ。
偶然なことに、俺もそのキャラクターが好きだったから なんとなく聞いてみた。
“俺も、って手話でなんていうの?”
あなたさんは、ペンを置いて俺に向き合い
両手の親指と人差し指を2回合わせる。
俺も、あなたさんと同じように手話をしてみる。
あなたさんは微笑んで、頷いた。
“星導さんも好きなんですね!”
嬉しそうな彼女字面と表情に、つい口元が緩む。なんだか、彼女が生きている世界の中に自分が入れている気がして とても嬉しかった。
その時、俺の顔をじっと見ていたあなたさんが
急いでペンを走らせた。何だろうと覗き込めば、
“このあと時間ありますか?”
と一言。彼女からの急な誘いで、心臓が跳ねる。妙に高揚する気持ちを抑えつつ、頷いた。
“最寄りの駅から数駅先に私のお気に入りの公園があるんですけど、よかったら一緒にどうですか?”
お気に入りの公園に誘ってくるあなたさんが、本当にあなたさんらしい。
hsrb「行きたい」
気づけばそう口にしていて、彼女はそんな俺を見るなり ふわりと笑った。
⋆✦
電車に揺られて着いた先は、のどかで広い公園だった。ランニングコースから遊具まで、幅広い年代が遊べるような運動公園という感じで、
俺とあなたさんは広い花畑が見える公園の中の高台のベンチにふたりで座った。
あなたさんは絵を描くのが趣味らしく、公園の風景をよくデッサンしているらしい。
彼女が書くふんわりとした水彩画のタッチが素敵で、つい魅入ってしまう。
彼女の筆記ノートに「すごく綺麗」と素直な感想を書けば、照れくさそうに笑った。
すると、あなたさんは思い出したようにスマホを取りだして メモアプリを開く。
“よかったら、連絡先交換しませんか”
俺も言おうと思っていたことだったから、嬉しくなってつい何度も小さく頷いてしまう。
【あなたがあなたを連絡先に追加しました】という通知を見て、口元が緩んだ。
hsrb「……ありがとう、あなたさん」
そう言うと彼女は微笑んで、スマホになにかを打ち込む。すぐ、俺のスマホが鳴った。
『あなた:嬉しいです ありがとう!』
『よろしくおねがいします』とお辞儀をしているかわいらしい猫のスタンプと一緒に、そうメッセージが届いていた。
ありがとう、という言葉に あることを思い出して 俺はあなたさんが以前やったように
“ありがとう”と手話をしてみる。彼女は笑って、手話をし返してくれた。
それから、他愛もない会話をしているうちに気づけば夕方になっていた。
そろそろ帰り時かなとあなたさんを見れば
丁度彼女も俺を見ていたのか、ぱちりと目が合う。
ナマエさんは顔を赤くして目を逸らした。
そんな反応をされると思わなくて、一瞬拍子抜けしたあと
俺までどんどん顔が熱くなってきた。
ヤバい、今の俺絶対に顔赤い。
あんな顔で見られて、あんな反応をされて、
照れない男がいるのなら一目でいいから見てみたいくらいだ。
⋆✦
大学の講義で、隣の隣の席になった星導ショウさん。
とても、とても優しい人で、あたたかい人。
そして__私を、知ろうとしてくれている。
小さい頃から耳が聞こえず、周りの音が雑音のような不快な音にしか聞こえなくて 補聴器をつけているから よく、「変なの」なんて言われて距離を置かれていたんだっけ。
でも、星導さんは 私に手話を聞いてきてくれて たくさん話しかけてくれた。大学で会えば 優しく微笑んで、会釈をしてくれる。
それが、嬉しかったし 幸せで
私も彼を知りたいと思ったし、私をもっと知ってほしかった。
だから、勇気を出して私の大好きな場所に誘った。私の絵を見て、綺麗と言ってくれた。
公園の花畑を見ている星導さんの横顔はとっても綺麗で、見惚れてしまう。つい魅入っていたら、星導さんは私の視線に気づいてしまって目が合った。
まさか気づかれると思わなかったから、爆発しちゃったんじゃないかと思うほどに一気に顔が熱くなって目を逸らし 星導さんに背中を向ける。
すると、スマホが振動する。見れば星導さんからのメッセージ。
「ショウ:こっち向いて、あなたさん」
今のこの顔で、星導さんの方を向けるわけがなくて「今、星導さんに顔見せられないです」と送る。おさまれ、おさまれ!と念を送っていると、星導さんに手を掴まれ引っ張られる。
力に押し負けて、ベンチから腰が浮いて立ち上がってしまう。星導さんに、両手を握られている。
hsrb「あなたさん」
私の名前を呼んだ星導さんの顔は
夕日に照らされていてとても綺麗で、そして彼の瞳は私だけを捉えていて 思わず息を呑んだ。
hsrb「俺も、一緒」
そう言って、彼は握っていた私の手を自分の胸に持っていった。心臓の音が、手を伝って聞こえるような気がした。とても早く、強く脈打っているのを感じる。
私と同じくらい、すごく、ドキドキしてるってこと?
もう片方の手で自分の胸に手を当ててみれば
私も同じくらい、心臓の音がうるさくて
あぁ、私 星導さんのことが好きなんだ、と
気づいてしまった。
少し時間が経って、星導さんは手を離した。
自分の鞄だけじゃなくベンチに置いてあった私のリュックも持ってくれて「行こっか」と歩き出した。
自分で持ちます!と手を差し出したけれど、優しく押し戻されてしまった。星導さんの手に、少しでも長く触れていたかったけれど
なんだか自分では制御が効かなくなりそうで、急いで手を引っ込めることにした。
自然と、歩くスピードがゆっくりになる。
この時間が、ずっと続けばいいのに。
そう思いながら、少し俯いて、自分の髪で緩んだ口元を隠した。
⋆✦
ある日のこと。
大学の男友達数人に「星導と、あの補聴器付けてる女の子って付き合ってるの?」と聞かれた。
確かに俺は彼女のことが好きだったけど、告白はしてないし付き合ってるわけじゃなかったから 首を横に振る。
「え〜、ほんとかよ!……てか、あの子って耳聞こえないんだろ?どうやって喋ってんの?」
hsrb「書いたり、スマホで文字打ったり?あと、手話とか」
「え〜、すげ〜!手話とかなんかかっこよくね?俺もやろうかな」
hsrb「かっこいい?笑
でも手話は勉強したいよね」
「例えばどういう手話あんの?知ってる?」
hsrb「……そうだな、例えば……」
そうやって、自分で調べて覚えた手話をいくつか教えてみせた。友達は、おぉ〜と感嘆の声をあげていて 褒められた気分になって少し嬉しくなる。
そんな時、近くをあなたさんが通りがかった
友達たちに「ごめん、俺ちょっと行ってくる」とだけ告げて彼女の方へ向かう。
“何してたの??”
メモアプリでそう聞いてくるあなたさんに、俺もメモアプリを起動して文字を打つ。
“友達と手話の話してた。興味あるらしくて”
“俺も最近手話勉強してる”
“さっき最近覚えた手話友達に教えたよ”
“手話、面白いね”
それを見せると、あなたさんはスマホの画面をずっと見つめたまま固まってしまう。
hsrb「……あなたさん?」
彼女はまた文字を打って俺に見せた。
“手話、珍しいし面白いもんね”
hsrb「え……?どういう意味?」
“ごめんなさい。星導さん
もう、話したくないです”
そう書いてある画面を見せて、あなたさんは
涙をこらえるような とても悲しい顔をして
走って行ってしまった。
なんでそんなことを言われたのか分からなかった。
彼女のあの表情だけが脳裏にこびり付いて離れなくて しばらくは寝れなかった。
メールや電話をするのも億劫で、ブロックされていることが分かったら
もう立ち直れないと思い 出来なかった。
あの講義に彼女が来ることはなくなった。
自宅受講に変更したんだろう。
あの日から、彼女と話すことはなくなった。
⋆✦
hsrb「……って話。」
hbc「……えぇ……マジか、めっちゃモヤモヤする話やん。ほんまにそっから話してないん?」
hsrb「話してないよ、話せるわけないじゃん」
hbc「んん……でもなぁ。なんで急に、あなたちゃんはそんな怒ったん??多分両片思いだったんやろ?それなら星導と手話で会話できた方がええやん!」
おかわり3杯目のジュースをストローでかき混ぜながら、マナはそう言った。俺も当時そうだと思ったし、だから手話も勉強してた。
hbc「未練とかないん?星導
連絡してみようとかさ」
hsrb「……ない、わけないけどさ。もうどうしようもないじゃん?」
hbc「そうやんなぁ゙〜…」
不服!と言わんばかりにしかめっ面をして
残りのジュースを飲み干すマナに少し笑いながら、伝票を手に取る。
hsrb「話聞いてもらったし俺払うよ
この後イッテツ達のところ行くんでしょ?」
hbc「あ、そうやもうそんな時間!けどちゃんと自分の分は自分で払うんで。」
hsrb「律儀だなぁ」
その後適当にマナと解散し、辺りはすっかり夕方になっていた。このまま家に帰るのもいいが、マナにあの話をしたせいで 正直あなたさんに会いたくなっていた。
会えるはずもないのに、嫌われているはずなのに、
気づけば俺は電車に乗って
あの公園の最寄り駅に着いていた。
⋆✦
ここに来たら、未練タラタラすぎて何をするにも力が入らなそうだからと思い来なかった
あなたさんと来たきり行っていない公園。俺が以前来た時と何ら変わらない風景に 少し懐かしい気持ちを覚えた。
そろそろ帰るよ、なんて親が子供に言っているところを横目に歩いて 向かう先はやはりあの高台のベンチだった。
夕日に照らされた花畑がくっきりと見える、綺麗な場所。
あなたさんがお気に入りの場所と言っていただけあって、そのベンチに座ると なんだか心が安らぐ感じがした。
その時だった。後ろで、バサバサ、と紙か何かが落ちる音が聞こえて 反射的に振り向く。
すると、そこにいたのは
hsrb「?!…………あなた、さん、……?」
間違いなく、俺が恋していたあなたの名字あなたさんだった。
ただでさえ大きな目を、こぼれそうなほどに見開いて俺の方を凝視している。
俺の背中を、つう、と汗が伝う。
まさか、会うと思わなかったから。
妙に喉が乾いて、声が出ない。ドクドクと心臓が脈打っているのが分かる。
俺は快楽に似た高揚感を抑えるので必死だった。
何を言えばいいかなんて分かってるはずなのに、夢にまで見たほど彼女に言いたいことが山程あったはずなのに 彼女を前にすると何も言葉が出てこない。
次の瞬間、あなたさんの目から堰を切ったように大粒の涙が溢れ出した。
『ひっ…………く、っ』と嗚咽とともに、拭っても拭いきれないほどに。
あなたさんが、泣いている。
俺は彼女に駆け寄って、彼女の手を握った。
hsrb「あなたさん、……ほんと、ごめん、俺
あなたさんを傷つけた。」
気づけば、そう言っていた。ずっとずっと、俺が彼女に言いたかったこと。
鼻の奥がツンと痛くなる。
あなたさんは、鼻を啜りながら何度も何度も首を横に振る。
そして、俺の頬に手を添えあと目頭に浮かぶ涙を手で拭ってくれた。
そして、急いで筆記ノートを取りだし
ページをめくって、俺に見せる。
そこには、こう書いてあった。
“ずっと避けていてごめんない。酷いことを言ってごめんなさい。
あの時、
私に興味があったんじゃなくて ただ耳が聞こえない人に興味があって手話を勉強してて
耳の聞こえない人が面白いから私と一緒にいたんだって思って。
あの時の私は、それが耐えられなくて、逃げちゃったの”
震える手で、ノートを見せてくるあなたさんに
今度は俺が首を横に振る。
違う、そんなわけない。
あなたさんともっと話したかったから。あなたさんのことが、本当に好きでたまらないから。
“あなたさんために、手話を勉強した”
“君と、もっと もっと たくさん話したいから”
手話でそう伝えると、彼女は信じられないという顔をする。
“本当ですか”
震える手で、彼女はそう手話をする。
俺は頷いて、彼女の手を包み込んで言った。
hsrb「好きだよ、あなたさん。
誰より、何より。……今まで、ずっと。」
彼女は口の動きを読んで、
また泣きそうな目で俺を見た。口が震えていて、何かを言いたそうだった。
あなたさんは優しく俺の手を離して
とある手話をした。俺が、あなたさんに一番最初に教えてもらった手話。
_____俺も、って手話でなんていうの?
あなたさんは 親指と人差し指を2回合わせて
“私も”と言う。
“私もあなたが好き”
“大好き”
“星導さんより、もっと、もっと……”
もっと、の手話の手を自分の頭より上に上に重ねていく。それに対抗心を持った俺はむっとして、あなたさんの頭よりもっと上で“俺はそれ以上”と手話をしてみる。
彼女は、驚いた顔をしたあと笑った。
『…………ふ、……ふふ、』と、小さな声だけれど
初めて聞いた彼女の声に胸が熱くなる。
気づけば、あなたさんを抱きしめていた。
俺の体にすっぽり埋まってしまうあなたさんの手は宙をさまよって そして
優しく抱きしめ返してくれた。
俺たちは、長いことすれ違っていたみたい。
⋆✦
二人で手を繋ぎながら、夜の道を歩く。
もう、随分と夜が更けていた。
あなたさんの家はここから電車で数駅らしく、遠慮する彼女を駅まで送っていくことに。
“手話、たくさん覚えたんだね”
すごい!と拍手して、あなたのメモ画面を見せてくるあなたさんに俺は笑って
hsrb「うん。あなたさんと話したかったし」
と言えば、彼女は照れて下を向いた。
そして、嬉しそうに俺に体を寄せる。
そんな彼女が可愛くて、頭を撫でてみれば
あなたさんが、急にどうしたの、という目でこちらを見てきたから 変顔なんてしてみたら
ふ、と笑って 『へんなかお』と口パクで言われる。
hsrb「えっ、へんなかお?ひどくない?笑」
そうツッコむと、また彼女は笑う。
表情豊かなあなたさんに俺もつられて笑った。
この愛おしい彼女を、ずっと守りたい、
なんて思いながら
繋いだ手をまた強く、握りなおした。
⋆✦
お久しぶりです、作者のなるみです⋆✦
今回は星導さんを書いてみました✏️
耳が聞こえない女の子と、星導さんのお話でした
大学生の星導さんはなんとなくタメなイメージがあって、逆にあなたちゃんを敬語にしました。
個人的にアツポイントは
あなたちゃんが星導さんに初めて教えた手話が告白の返事になってるところです(泣)
ただ手話の話ってどうしても分で表すと難しくて、大変でした(´◔ .̮◔)
7400字くらいで短かったんですけど、どうでしたか!感想お待ちしてます゚+











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。