バンチャン視点


映画を観終わってショッピングモール内にあるカフェに入った。


ララ「展開すごかった･･･映画ひさびさだったから尚更･･･」


僕はコーヒーとサンドイッチ、ララはミルフィーユとキャラメルラテを頼んでまだ映画の余韻に浸っている。


ララ「この後はどうするの？」


バンチャン「うーん、ララはどこか行きたいところある？」


ララ「んー、この辺はあんまり詳しくないからな･･･」


バンチャン「じゃあ、このままここでショッピングしない？」


ララ「ちょうど夏物も売り出してる時期だし、いいと思う。」


バンチャン「じゃあ決まり！」


僕達はカフェを出て色々お店をまわってみることにした。

良さそうなお店があったので入り、一緒に見ていると、ララがパーカーを手に取った。


ララ「･･･腕まわり緩めの半袖のパーカー、いいよね。」


と言う。

うーん･･･


バンチャン「ララさ、いつもパーカーとかラフな格好が多いじゃん？だからさ、逆にこういう･･･」


そう言って半袖のシャツを手に取って見せる。
ネイビーと白の細いストライプ柄のもの。


バンチャン「これに白いベスト合わせたら良さそうじゃない？」


近くにあったベストとシャツを重ねてみる。

うん、いい感じ。


ララ「これ、オレに似合う？」


僕の持っていた服を自分の体の前にあてて聞いてくる。

首こてんってしてるの無意識なんだろうね。
あまりにもかわいい。


バンチャン「超似合ってる！」


ララ「じゃ、これにしよ〜」


そう言って会計しに行こうとする。


バンチャン「えっ、待って待って！ララはそれでいいの？」


ララ「？チャニヒョンが選んでくれたし。これ着たいな。」


あーもー本当にこの子は･･･！！


バンチャン「かわいいね〜！！ビッグハグ〜！！」


ララ「う゛っ･･･」


バンチャン「あっ！じゃあ、ララもヒョンの服選んでよ！」


ララ「オレあんまセンスとかないですけど･･･」


そう言いつつ探してくれる。


ララ「あっ･･･」


振り返ってララが見せた服は･･･


（間）


会計を済ませて車に戻る。
もちろん、ララは今日１日１円も払わせてない。


ララ「夜ご飯どうする？さすがにオレ作るけど。」


外食でも良いかなと思っていたけれど、ララのご飯も食べたいので甘えさせてもらおう。


バンチャン「２人だけだし、美味しいもの食べちゃおうよ。」


ララ「ふふ、じゃ、スーパーだけ寄ってこ。好きなだけ好きな物食べちゃおう。」


ニヤリと笑ってそう言う。

なんだか可笑しくなって、２人で笑う。

今僕たちが着てるのは、さっき買った服。

ララは僕がさっき選んだもの、僕はララが選んだ薄いグレーと白の細いストライプのシャツに黒のベスト。

そう、お揃い。

この服を提案された時は可愛すぎてどうにかなってしまいそうだった。

「お揃いになるけど、いいの？」って聞いたら、「お揃いあんまりしないから嬉しい。」って！！

未だに頬緩みっぱなしだと思う。

まぁ仕方ないよね。
うん。

いつもは寮のことやってるし一応リノと同い歳だし、ヒョンって感じだけど、やっぱり弟属性が強い。


ララ「チャニヒョン、聞いてる？」


バンチャン「うん。なーに？」




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読者の皆様こんにちは。
ねこかんです( *´꒳`* )

終わり方謎です。

次はリノさん！
どんなお話にしようかな･･･？

では、次回までお楽しみに〜。