意識が戻ると目の前に見えたのは白い天井。
そして右手に違和感を感じて見てみると
五条パイセンのご尊顔が真下にあった←
しかも寝てるし。
顔いいの腹立つな???? (特大ブーメラン)
五条先輩は任務続きなのか
分からないけど
少々大きめの声で話しかけても
全く起きなかった。
コレ死んでない????
てことで私動けないわ♡ アハッ⤴☆←
ガララッ、、、、、、、、
困り果てた私の前に救世主現る←
硝子〜、、、、、五条パイセン起こしてくれ!!!
いきなりその場に硝子がしゃがみ込んだ。
待ってコレ疲労とか???
また寝てないの?????
声を荒らげた硝子。
、、、、、、、、、、、、、、、、怒ってる????
ギュッ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
硝子が泣いているのを見るのは2年振りだった。
ましてや感情が高ぶって
声を荒らげているのも、、、、、、、
今まで見たことなんてなかった。
泣かせちゃったや。
ギュッ、、、、、、、、、、
優しく抱きしめ返すと
硝子はまた大粒の涙を流し始めた。
そんなに心配かけてたんだな。
みんなにも謝らないと。
硝子曰く
私は任務で気絶したあと
先に目覚めた五条先輩によって
高専に帰ってこれていたらしい。
それから医務室で状態を見るも
目を覚ますどころか
日に日に脈が弱くなっていたらしい。
もう助かる可能性は
4分の1程度といった低い数値のものだった。
もうほぼ確定で目覚めない。
もしくは目が覚めても
会話が成立しないことが
考えられていたらしい。
半分泣きそうになったけど堪えた。
硝子に泣き顔なんて晒したらだめだ。
ただでさえ迷惑をかけて
精神的にもキているだろうに。
、、、、、、、、、、、、、、ギュッ、、、、、、、、、
なんか五条先輩起きた途端に
抱きついてきたんだけど
どうすればいい????
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。