あなた side
〈STAY〉のカウンターでコップを磨きながらぼーっとする朝11時前。
おっと、そういや〈STAY〉は初耳か。
俺が働いているカフェの名前は〈STAY〉というんだ。
もちろんマスターが考案した名前。お洒落でしょ?
それはそうと、客が来ない。しゃーないか。
正直この大雪で外に出歩く人は少ないだろうし、元々客の数は少ないし。
そしてマスターはこの大雪で家から一歩も出れないからここには俺1人だけ。
ま、業務量的にはそんくらいが一番ちょうど良いんだけどね。儲け的にはマスターが心配だからさ…
カランカラン…
スンミンさん来てくれたーー!
カウンターに座ったスンミンさんのパーカーには点々と雪の跡がついている。
また降り始めたのか…
ありがたい。スンミンさんはもう〈STAY〉の常連と化している。
この時間帯に来れるってことは普通の職業ではないだろう。
でも、同年代くらいの友達ができたみたいで嬉しい。
カランカラン…
おっ?また誰か入店。
誰…あ…え、ちょっと待て。汗汗
思い出した。
この前姉貴がいる会社〈StrayKids〉で肩パンしてしまった人だわ。
ていうかカウンターの方来てんだけど、どうか、そのまま奥の席に行って…
…人生そう思い通りにはならないよな。
よし、コーヒー挽きに逃げよっ!
と思ったけど、そういやコーヒーミルはカウンターに置いてるんだった…
言うな…!せめて一対一のところで…
言った……
そこまで言った……
…まぁ、この街で過去の客と会わないって方が難しいか…
何でも屋と代行サービスは営業内容が幅広かったりマニアックな分、いろんな客がいるしな…
…そういやスンミンさん居たわ。汗汗
next→
ここで気付く。
まだヒョンリクスが登場していない。
でも大丈夫です!!!
多分2、3話後…いや、4、5話後には🥟か🐥どっちかが登場するかもしれません!!(?)
↑アテにはなりません
でも必ず出てくるんで安心してください👍🏻
それだけです。ㅎㅎ














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!