第30話

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2026/04/26 12:45 更新
あなた side





(なまえ)
あなた
あの…
 
CB
CB
急に驚きましたよね。すみません…
 
(なまえ)
あなた
いやこちらこそ、すみません。
 
CB
CB
…最寄駅ってどこですか。
そこまで送っていきます。
 
(なまえ)
あなた
最寄りの駅は…






さっきのこともあって断る元気もなかった。






ああいう扱いにはもう、慣れたはずなのに。





なんかしんどくて、泣きそう、、






CB
CB
あの、信じてもらえないかもですけど、
 
CB
CB
正直俺、あいつらとそんな仲良くなくて。今日もノリで呼ばれたんです。
 
CB
CB
でも、まさかこんなことになってたとは知らなくて…
 
(なまえ)
あなた
大丈夫です。もういいですから。





チャンビンさんの言ってることが本当なのか、アイツらと違うのかは分からない。





でも、連れ出してくれた勇気や怒ってくれた顔、それに…いつも見るジムでの姿から、いい人だって思ったから。





もうこれ以上疑いたくない。





大丈夫だ。俺。信じるのも大事だぞ。






CB
CB
止められなくて申し訳ないです…
 
CB
CB
嫌がる男に無理やり女装させるなんて…本当に人として終わってますよ…
 
(なまえ)
あなた
…え?今なんて、
 
CB
CB
え?だから女装…え、男性ですよね。
 
(なまえ)
あなた
あ、いやその…なんで分かった…
 
CB
CB
いえ、服の隙間から喉仏が見えて…
 
(なまえ)
あなた
…
 
CB
CB
…その、なんかすみません!
 
(なまえ)
あなた
や、違います。
男だとバレたのが初めてで、びっくりして、、





首元が隠れるハイネックの服だったけど、運悪く隙間から見られるとは思いもしなかった。





男とバレたのならもういっかと思い、声のトーンもいつもの感じに戻す。





(なまえ)
あなた
実は、仕事で来たんです。依頼があって。
 
CB
CB
仕事?知り合ってああなったわけでは…?
 
(なまえ)
あなた
違うんです。
こういう仕事をしていて、あんなことも少なくはないんですけど、、
 
CB
CB
そうなんですか…





なんかもう、心身が疲弊しまくってて、そこに来たチャンビンさんの存在がとても安心材料になったのか、この時の俺は危機感が無くなってた。





判断力が無くなってたんだと思う。





だから、口が滑ってしまった。





(なまえ)
あなた
俺、あなたって名前でジム行ってます。
 
CB
CB
はぁ、…え?え!?
あなたさんですか!?
 
CB
CB
それ俺に言っても大丈夫なんですか!?汗
 
(なまえ)
あなた
なんか…黙ったまま、いつバレるか怯えるよりいいかなぁと思いまして。
 
(なまえ)
あなた
気まずかったらすみません。ㅎ
 
CB
CB
いやいいんですよ。
遠慮なくトレーニングに来てください!






ちょうどそのタイミングで最寄駅に着いたから、なんか不思議な雰囲気で解散した。






その後ガラガラの電車に乗ってたら、なんか我に帰ってきて…





あれ、俺なんでわざわざチャンビンさんに名前言ったんだろうって。だって男とバレても素顔はバレてないし。





そのまま隠し通せたはずだったんだけど…





もういい。早く帰りたい……

























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