第4話

その日は最高の一日となった
24
2025/01/24 17:00 更新
キャラからのお祝いネタバレ有
FF様に送ったバースデーSSなので、人選が少し特殊かも
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製作.0121
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カーテンの隙間から射し込むこの季節には珍しい暖かい陽の光に起こされ、眠い目を擦りながら起き上がる
アラームが鳴る気配はなく、どうやら少し早めに目が覚めたようだった
今日は休日。しかし、一人で過ごすのもなんだか落ち着かないので、誰かを誘って遊びに行くのもいいなと思いながら、携帯を手に取る
アラームまであと4分という時間だった
中途半端な時間に起きたな、と思ったが、休日にアラームをかけているのは不思議だと、仕事仲間に言われそうで少し笑ってしまった

寝起きの働かない頭で暖かい陽の光に当たっていると、プルル……と手元から聞こえてきた
仕事の癖で即座にその電話に出ると、向こうから少し眠そうな、いつもより低い声が聞こえて彼は朝に弱い人だと再確認させられた

「嬢ちゃん、おはよう。そして誕生日おめでとう。
 今日ぐらいは仕事を忘れ、我らに存分に祝われてくれ……♪」
「『Cafeシナモン』で待っとるぞ♪」

そういい、欠伸をした声が聞こえて電話は切れた


 * *

今日は仕事がないので、いつもとは比較的ラフな格好でESに入っていく
そのまま『Cafeシナモン』に行くと朔間零が案内してくれて、その先にはUNDEADのみんながいた
各々からプレゼントやお祝いの言葉をもらい、楽しく最高の誕生日になった

片付けも終わり、先程の騒がしさとは変わって静けさがひどく寂しい
楽しさの余韻に浸りながら携帯を触っているといつの間にか眠ってしまっていた


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今日の主役を探していたらソファで寝落ちている彼女の姿があった
どうやら携帯を触りながら眠ってしまったようで、

「いつもお疲れ様。
 ……おやすみ。いい夢が見られるよう願っておるよ」

このままここに置いておくのも心配で、毛布をかけてそのまま少し間を開けて隣に座っていた
すると彼女の隣は落ち着くからか、眠くなってきてしまってそれからの記憶は無い






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「……あれ、2人して寝ちゃってる。相変わらず仲がいいねえ」
「おい、あんまうるさくするなよ。起こしちまう」
「幸せそうな顔をしているな、楽しかったようで何よりだ」


製作.0125
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朝、横で震えるスマホの振動で目が覚めた

画面を見ると「深海奏汰」という文字で、冷水を浴びたかのような寒気に襲われた
今は何時だ、遅刻したか、いや、深海先輩はもう卒業している。
じゃあなぜ電話が?
そんなことが数秒の間に脳裏に浮かぶ
急いで出るとのんびりとした、優しい声でおはようございますと言われた

「そして、おたんじょうびおめでとうございます〜
 きょうはぼくが、たのしい いちにちをぷれぜんとしますね……!」
「ゆうがた、『がっこう』がおわったら『れんらく』してくださいね〜」

そういい残して電話は切れた
そうだ、今日は誕生日。そしてプロデューサーになるために土曜登校だった
電話はアラームのなる数十分前にかかってきたらしく、あと数分で聞き馴染みのある電子音がなる予定だ

時間が少し経ち、頭が冷え、勢いで起こした身体は冬特有の冷えた空気によって現実に戻るかのように震え、思わず布団を被ったが時間もそろそろやばいのでしぶしぶ準備を始めた


 * *


下駄箱で靴を履いていると目の前の廊下で陣先生を見つけた
話しかけてみると向かう先は違えど進む方向は一緒らしく、会話をしながら歩いていたら今朝の出来事を思い出して、今日誕生日なんです、と伝えると先生は一言、おめでとうと言ってくれた
そしてその流れで放課後ESに呼び出されたことも話すと、先生も丁度ESに用事があったらしく車で送ってくれるとのこと
何時に終わるか、どこで待っているかの確認をして先生とはわかれた

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運転する先生はさすが元アイドルなだけあってかっこよくて、まともに見れなかった
近況報告や楽しかったことなどを話してESビルに入ると深海先輩が『Cafeシナモン』の入口に立っていた
目的の人を見つけたので先生とは2度目のわかれを告げ、駆け寄る
深海先輩について行くと、そこには流星隊のみんながいた

今日は、私が主役のパーティ
親に許可はもらったから、日付が変わるまで遊び尽くすんだ!






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後日、陣先生から誕生石がついたペンダントをもらった
「お祝いの言葉だけもなんだし、特別にこれをやる
 他の生徒には内緒な?」

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 日にちが近いのでまとめさせてもらいました。
 二人とも、誕生日おめでとう
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