第22話

Part3.7
179
2025/09/23 10:12 更新







最後に、人間の頃の時透くんの香りがした





今度こそ本当に全てが終わった








そう思うと突然体が鉛のように重くなって、たっていることが辛かった







ただ俺が倒れるよりも先に、隣で鈍い音がした
伊黒 小芭内
甘露寺!
甘露寺 蜜璃
伊黒さん...
甘露寺 蜜璃
ちょっと失血してるだけだから大丈夫よ!
私がここで死んだら無一郎くんが人を殺したことになってしまう
甘露寺 蜜璃
だから死ねない!
伊黒 小芭内
早く隠を...









竈門 炭治郎
伊黒さん...甘露寺さん...
竈門 炭治郎
生きててくれて...良かった







そういうと自然と力が抜けて地面に伏せる
我妻 善逸
たんじろぉー〜






今度こそ、周りが喜びの声で溢れる







ここまで来るのに長かった。そしてたくさんのものを失った






それでも未来は必ず来る





それから3ヶ月後の蝶屋敷







甘露寺 蜜璃
炭治郎く〜ん!
竈門 炭治郎
甘露寺さん!伊黒さん!
竈門 炭治郎
お久しぶりです!お元気で何よりです
甘露寺 蜜璃
そうなの!だいぶ回復してきたわっ!
甘露寺 蜜璃
一時はどうなる事かと思ったけど、今も私たちは生きている。それだけで嬉しいことよ
竈門 炭治郎
はい そうですね!
伊黒side







俺の目の前で竈門に瞳をきらきらさせているであろう彼女は普通の女の子片腕片足共に無くなって、それでも戦い続けた




俺も視力を完全に失った


甘露寺 蜜璃
昨日外出許可が降りてね?伊黒さんに前教えてもらった甘味処に行ってきたの
甘露寺 蜜璃
今度炭治郎くんにも紹介したいわぁ







少し嫉妬はしたが、前のように嫌な気持ちにはならなかった
竈門 炭治郎
嬉しいです!俺も、そういう情報知りたいです
甘露寺 蜜璃
なに?もしかして炭治郎くん、一緒に行きたいお相手が?





竈門 炭治郎
え...えぇ...







見えなくても、炭治郎が照れているのがよくわかった。
伊黒 小芭内
ふん...いいだろう、今度連れてってやるよいいお店に。






竈門 炭治郎
ありがとうございます!
伊黒 小芭内
お前のためじゃない。甘露寺のためだ






来るはずがないと思ってた未来。俺には来ないと思っていた未来。俺が感じるべきではないこの今。
それがいま目の前にある現実が、今の俺にとっては、不思議で違和感で幸せでしか無かった








Fin









最後伊黒さん完結になっちゃって、こういうお話って書いていると結末迷子になるんですよね...
脳内では完璧に物語になってるのに、文字起こしするとなんか違うみたいな...
とりあえずこれからも頑張ろうと思います。

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