最後に、人間の頃の時透くんの香りがした
今度こそ本当に全てが終わった
そう思うと突然体が鉛のように重くなって、たっていることが辛かった
ただ俺が倒れるよりも先に、隣で鈍い音がした
そういうと自然と力が抜けて地面に伏せる
今度こそ、周りが喜びの声で溢れる
ここまで来るのに長かった。そしてたくさんのものを失った
それでも未来は必ず来る
それから3ヶ月後の蝶屋敷
伊黒side
俺の目の前で竈門に瞳をきらきらさせているであろう彼女は普通の女の子片腕片足共に無くなって、それでも戦い続けた
俺も視力を完全に失った
少し嫉妬はしたが、前のように嫌な気持ちにはならなかった
見えなくても、炭治郎が照れているのがよくわかった。
来るはずがないと思ってた未来。俺には来ないと思っていた未来。俺が感じるべきではないこの今。
それがいま目の前にある現実が、今の俺にとっては、不思議で違和感で幸せでしか無かった
Fin
最後伊黒さん完結になっちゃって、こういうお話って書いていると結末迷子になるんですよね...
脳内では完璧に物語になってるのに、文字起こしするとなんか違うみたいな...
とりあえずこれからも頑張ろうと思います。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!